「痩せたいけど激しい運動や食事制限はしたくない」「効率的に痩せる方法はないの?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが、ダイエット薬の服用です。ダイエット薬にはさまざまな種類があるため、自分に合った薬を無理なく服用することが大切です。
そこで本記事では、ダイエット薬の種類や服用するメリット、おすすめな人などについて詳しくご紹介します。
ダイエット薬の処方があるおすすめ医療ダイエットクリニック3選もご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
※本記事の内容は、確実に痩せられる方法を紹介する趣旨のものではございません。
ダイエット薬とは?
ダイエット薬とは、ダイエット効果が期待できる薬です。食欲抑制剤やGLP-1受容体作動薬など、さまざまな種類があります。
ダイエット薬などを用いて、医師のサポートを受けながら行うダイエットのことを「メディカルダイエット」といいます。医師のサポートが受けられるほか医療従事者のみ扱える薬や機械による施術を受けることが可能です。
なお、最近ではネット販売の拡大によって医療機関ではなく通販サイトからダイエット薬を購入できる場合もあります。しかし、通販サイトでは安全性が不確かなことも多く、リスクを考慮すると医療機関を受診して処方してもらう方が安全性が高いといえるでしょう。
出典:ダイエットの薬にはどんなものがある?病院でのメディカルダイエットで使われる医薬品を医師が解説します。 – CLINIC FOR
医療機関で処方されるダイエット薬の種類・効果
医療機関で処方されるダイエット薬は、主に次の5種類です。
- 食欲抑制剤
- GLP-1受容体作動薬
- リパーゼ阻害薬
- SGLT阻害薬
- 漢方
食欲抑制剤
食欲抑制剤とは、食欲を司る脳の神経に直接はたらきかけて、食欲を抑える効果が期待できる薬です。食欲を抑えて食事量を減らすことで、ダイエット効果につながります。
基本的に、体重を減らすためには摂取カロリーを抑えることが必要です。摂取カロリーが消費カロリーを上回っていると、脂肪などが蓄積されて体重を減らすことはできません。
出典:食欲抑制剤とは?効果や副作用、2種類の食欲抑制剤について解説 – アイシークリニック
GLP-1受容体作動薬
GLP-1受容体作動薬とは、小腸から分泌されるインスリンの分泌を促して血糖値を下げる働きがある薬です。本来は糖尿病の治療薬として用いられていて、内服タイプと注射タイプの2種類から選べます。
インスリンが分泌されることで、血液中の糖分をエネルギーや脂肪に変えて消費し血糖値が下がります。
また、GLP-1受容体作動薬は食欲を抑える効果も期待できるため、無理な食事制限なしでダイエットができます。
出典:GLP-1ダイエットとは?効果や使用の際の注意点、よくある質問を医師が解説します – 神田西口クリニック
リパーゼ阻害薬
リパーゼ阻害薬とは、脂肪の分解を行う消化酵素「リパーゼ」のはたらきを阻害し、脂肪の吸収を抑制する薬です。
リパーゼの働きを阻害することで、余分な脂肪が体内に吸収されるのを防ぎます。体内に吸収されず残った脂肪は、いずれ便として体外に排出されるのです。
出典:肥満症の診断と新しい治療 – 元吉住こころみクリニック
SGLT阻害薬
SGLT阻害薬とは、食事で摂取した糖を尿として体外に排出する作用がある薬です。
糖が吸収されづらくなるため、食事で糖質制限をしている状態と同じになるのです。しかし食事量を無理に減らすことはなく、自然とカロリーカットされるため過度の負担なくダイエット効果が期待できます。
出典:SGLT2阻害薬(ルセフィ、フォシーガなど)は体重減少効果がある?医師が解説します。 – CLINIC FOR
漢方
漢方は生薬を原料としており、主に体質改善が期待できます。直接的にダイエット効果が期待できるわけではありませんが、体質改善によって結果的にダイエット効果につながるのです。
体質に合わない漢方を服用した場合、副作用が生じるリスクもあるので必ず医師に相談してから処方してもらうようにしましょう。体質や肥満のタイプに合った漢方を服用することが大切です。
出典:【漢方薬で痩せる?】ダイエットに効果が期待できる美容漢方薬5選 – 共立美容外科
市販のダイエットサプリとの違いは?
最近では、医療機関で処方される薬だけではなく市販のダイエットサプリも多数販売されています。両者の具体的な違いは、次の表のとおりです。
ダイエット薬 | ダイエットサプリ | |
---|---|---|
価格 | 保険適用外のためサプリより高め | 薬よりも比較的安価なものが多い |
効果 | サプリより確実な ダイエット効果が期待できる |
飲むだけでは痩せるのが難しい |
ダイエット薬は基本的に保険が適用されないため、価格は高くなりがちです。一方でダイエットサプリは、薬に比べて安価なものも販売されています。
また、ダイエット薬の服用は医療痩身に分類されます。医療痩身とは、医学的根拠をもとに行われるダイエット方法です。
万が一ダイエット薬の服用で効果が見られない場合でも、医療痩身には脂肪吸引や減量手術などさまざまな方法があるため、医師と相談しながらダイエットを継続できます。
出典:ダイエットサプリメントが必要な人と要らない人の違い【診断チャート】 – VitabridC12
出典:ダイエットの薬にはどんなものがある?病院でのメディカルダイエットで使われる医薬品を医師が解説します。 – CLINIC FOR
ダイエット薬のメリット
ダイエット薬を服用するメリットは、主に次の5つです。
- 過度な運動なしでダイエットできる
- 薬によってはリバウンドしづらい
- 空腹によるストレスを感じにくい
- メスを入れず手軽にダイエットできる
過度な運動なしでダイエットできる
ダイエット薬を服用することで、過度な運動なしでダイエットができます。
ダイエットで運動をする目的は、消費カロリーが摂取カロリーを上回るようにするためです。摂取カロリーが多ければ、消費カロリーを増やすためにその分運動をしなければいけません。
しかし、ダイエット薬を服用することで自然と食欲を抑えられます。
リバウンドしづらい
ダイエット薬は、リバウンドが起こりづらいといわれています。なぜなら、過度な食事制限や運動によるストレスが溜まらないからです。
ダイエット薬の服用には過度な制約によるストレスが存在しないため、リバウンドしづらいのです。
出典:GLP-1ダイエット|医療ダイエットでラク痩せ!効果や副作用を医師が解説 – SELECT CLINIC
空腹によるストレスを感じにくい
ダイエット薬で食欲を抑制することで、少量の食事で満腹感を得られるようになります。食欲中枢に作用して食欲を抑制するため、その後も空腹感を感じづらくなります。
そのため、空腹によってストレスを感じづらくなるのです。無理な食事制限を行うと、空腹によるストレスで過食してしまいリバウンドするおそれがあります。
出典:食欲抑制剤「サノレックス」のダイエット効果とは?メカニズムや飲み方を医師が解説します – CLINIC FOR
メスを入れず手軽にダイエットできる
医療痩身では、メスや注射を用いて行う施術方法もあります。そのような施術に抵抗があり、できるだけ避けたい方も多いでしょう。
手術によるダウンタイムなどもなく、手軽にダイエットをスタートしやすいのもうれしいポイントです。
ダイエット薬の注意点
無理なくダイエット効果が期待できるダイエット薬ですが、服用する前に次の4つの注意点も確認しておきましょう。
- 副作用が起こる可能性もある
- 個人輸入での購入は危険
- 用法・用量を必ず守る
- 医師の診断を受ける
副作用が起こる可能性も
ダイエット薬は医薬品です。効果が期待できる一方で、副作用が生じるリスクもあります。ダイエット薬の副作用として多いのが、次の症状です。
- 下痢
- 便秘
- 倦怠感
- ビタミン不足
- 口の渇き など
副作用のリスクはありますが、ダイエット薬は医師に処方してもらうため不安なことがあればいつでも医師に相談が可能です。万が一異常を感じたら、すぐにクリニックに相談しましょう。
また、薬を服用する前にどのような副作用が起こりうるかを確認しておくことも大切です。
個人輸入での購入は危険
ダイエット薬は、個人輸入を代行する通販サイトから安く購入できる場合もあります。しかしながら、粗悪品である可能性もあり、安全性が担保されていないことが多いため危険です。
ダイエット薬は必ず病院やクリニックで処方してもらいましょう。万が一不安な点があればすぐに医師に相談できるため、不安を解消することも可能です。
用法・用量を必ず守る
ダイエット薬ごとに定められている用法・用量は必ず守りましょう。守らない場合、副作用が生じたり身体に悪影響を及ぼしたりするおそれがあります。
ダイエット薬は医師が患者ごとの体質や体調に合わせて処方しています。そのため、必ず用法・用量を守って安全にダイエットを行いましょう。
医師の診断を受ける
ダイエット薬を処方してもらう際は、必ず医師の診断を受けることになります。用法・用量などの指導を受けるため、必ず守りましょう。
また、万が一副作用や体に異変が生じたときも、すぐに医師の診断を受けるようにしてください。場合によっては、ダイエット薬を違うものに変えてもらう必要がある場合があります。
ダイエット薬がおすすめな人
ダイエット薬がおすすめな人の特徴は、主に次のとおりです。
- 無理せず痩せたい人
- 過度な食事制限をしたくない人
- 激しい運動を避けたい人
- 忙しくてダイエットの時間が取れない人
- 安全にダイエットしたい人
ダイエット薬を服用することで、自然と食欲を抑制して無理せずダイエットをすることが可能です。過度な食事制限や激しい運動も必要なく、無駄なストレスを溜めずに自然と痩せる効果が期待できます。
また、ダイエット薬は医師から処方してもらう必要があるため、不安や疑問があればいつでも担当の医師に相談可能です。
出典:ダイエットの薬にはどんなものがある?病院でのメディカルダイエットで使われる医薬品を医師が解説します。 – CLINIC FOR
ダイエット薬の処方あり!医療ダイエットクリニックおすすめ3選
グロウクリニック
グロウクリニックのおすすめポイント
- 豊富なメニュープランが月々9,000円〜受けられる!
- 管理栄養士にがあなたの食事をLINEで直接指導!
- カウンセリングや施術は完全個室
- 万が一効果が実感できなかったら全額返金保証!
グロウクリニックは、ダイエット薬や医療用脂肪冷却機などを使いさまざまなアプローチでダイエットができるクリニックです。
月額9,000円(税込)〜医療痩身や脂肪冷却も含まれたプランを始めることができます。実績も多く、最短1週間で効果を実感することができるため、医療痩身がはじめてという方にもおすすめのクリニックです。
万が一、効果をあまり感じられなかったなどという場合には、全額返金保証制度を利用することができます。そのため、大きなリスクを背負うことなく気軽に医療痩身を始めることができますよ。
料金(税込) |
ライトコース:月額6,300円〜※1 短期集中コース:月額7,800円〜※2 |
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医療痩身の種類 | ・ダイエット注射/薬 ・医療用EMS ・脂肪冷却機 など |
初回カウンセリング費用 | 無料 |
クリニック数 | 2院 |
出典:グロウクリニック
※1:医療痩身ライトコース 4回プランの総額料金189,000円(税込)
支払い回数37回の場合、初回お支払額(1回目)9,752円、月々お支払額6,300円、総額236,552円(税込)
※2:医療痩身短期集中コース 2ヶ月 8回プランの総額料金376,000円(税込)
支払い回数60回の場合、初回お支払額(1回目)9,208円、月々お支払額7,800円、総額529,408円
※3:医療痩身プレミアムコース 3ヶ月 12回プランの総額料金890,000円(税込)(税込)
支払い回数60回の場合、頭金100,000円、初回お支払額(1回目)11,320円、月々お支払額 9,000円、ボーナス57,000円×10回、総額1,112,320円(税込)
DIOクリニック
DIOクリニックのおすすめポイント
- 過度な食事制限や運動は一切なし
- 手術はないため痛みもなし
- オーダーメイドのダイエット薬処方が可能
DIOクリニックは、オーダーメイドのダイエット薬処方が可能なクリニックです。世界中から選定したダイエット効果が高い薬を用いて、患者一人ひとりに合った組み合わせで処方を行います。
また、過度な食事制限や激しい運動は必要なく、ダイエット専門医が開発した独自の食事指導を管理栄養士から受けられます。通院ごとに食事指導が受けられるため、状況に合わせて適したアドバイスが受けられます。
料金(税込) | ・医療痩身ボディメイクプログラム:8,500円~9,800円/月※1 |
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医療痩身の種類 | ・ダイエット薬 ・医療直流EMS ・医療電磁場EMS ・脂肪冷却 ・ハイフ など |
初回カウンセリング費用 | 無料 |
クリニック数 |
12院 |
出典:DIOクリニック
※1:DIOクリニックの指定した信販売会社を利用して分割60回払いの場合。
湘南美容クリニック
湘南美容クリニックのおすすめポイント
- ダイエット薬で食欲抑制が可能
- 切らずにダイエットが可能
- 部分痩せにも対応
湘南美容クリニックでは、食欲を抑制するダイエット薬を処方しています。食欲を抑制して食事量を減らすことで、体重を落とす効果が期待できます。
また、科学的根拠に基づいて構成・配合された食欲抑制ダイエットサプリも販売されています。薬だけでなくサプリも試してみたい方におすすめです。
料金(税込) |
・食欲抑制剤:1錠(1日分)550円 |
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医療痩身の種類 | ・ダイエット薬 ・脂肪溶解注射 ・クールスカルプティング® エリート ・医療用インディバ® など |
初回カウンセリング費用 | 無料 |
クリニック数 | 137院 |
出典:湘南美容クリニック
まとめ
本記事では、ダイエット薬の概要とおすすめ医療ダイエットクリニック3選を紹介しました。
ダイエット薬は、過度な食事制限や激しい運動なしでダイエットができる薬です。ダイエットで無理をしたくない方や、忙しくて運動する時間が取れない方におすすめといえます。
個人輸入代行の通販サイトで販売されていることもありますが、安全に服用するためにも必ずクリニックを受診するようにしましょう。副作用が生じるリスクもあるため、万が一の場合も医師のサポートがあると安心です。
自分の体質に合ったダイエット薬を処方してもらい、安全にダイエットを行いましょう。
本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等の仕様等について何らかの保証をするものではありません。
本記事で紹介しております商品・サービス等の詳細につきましては、当該商品・サービス等を提供している企業様等へご確認くださいますようお願い申し上げます。
本記事の内容は作成日または更新日現在のものです。本記事の作成日または更新日以後に、本記事で紹介している商品・サービス等の内容が変更されている場合がございます。
本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他の企業様等の意見を代表するものではありません。
本記事内で紹介されている意見は、意見を提供された方の使用当時のものであり、その内容および商品・サービス等の仕様等についていかなる保証をするものでもありません。
本記事は、いかなる医学的助言を提供するものでもありません。ご自身の症状等についてご不安な点がある方は、必ず医師の診察を受けていただきますようお願いいたします。
本記事に記載されている治療費その他の金額は一例です。プラン等によっては金額が異なる場合がございます。