EMSの効果は？家庭用・業務用・医療用の違いやメリット・デメリットを解説

※本記事はPRを含みます。

EMSの利用を検討するにあたって「EMSは効果なしってほんと？」「EMS腹筋ベルトの効果ってどのくらい？」「EMSは顔にも効果があるの？」といった疑問を持っている人は多いでしょう。

EMSとは、電気により筋肉に刺激を与えて筋力アップを狙う機器のことです。最近では整骨院にも導入されており、腰痛や肩こりなどで運動が難しい方でも手軽に鍛えることができます。トレーニングやダイエットの手段として知られていますが、どのような効果があるか把握していない人も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、EMSの効果やメリット・デメリット、家庭用・業務用・医療用の違いなどを解説していきます。

EMSを使ったダイエットやトレーニングを検討している人は、ぜひ参考にしてください。

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EMSに期待できる効果はどんなもの？

電気刺激で筋肉を鍛えられる

EMSとは「Electrical Muscle Stimulation」の略称で、日本語に訳すと「電気的な筋肉刺激」です。つまり、EMSとは電気により筋肉を刺激することを指します。

通常のトレーニングは筋肉を自ら動かすことで筋力の増大を狙いますが、EMSはマシンが勝手に筋肉を動かしてくれるのが特徴です。

脂肪を燃焼しやすくなる

EMSを継続して使うことで、基礎代謝が上がり脂肪を燃焼しやすくなるため一定のダイエット効果を見込めます。体脂肪を落としたいという人からしても、EMSは有効な手段といえるでしょう。

EMSのマシンそのものには脂肪を燃焼させる機能はないので、使えば必ず脂肪を燃焼できるわけではありませんが、筋肉が鍛えられることにより基礎代謝がアップします。

消費者庁発表のEMSは効果なしって本当？

インターネット上には、EMSにはダイエット効果がないとの評判も散見されます。ところが、こういった評判は利用者がEMSの効果に対して誤解しているケースも多いです。

利用者が誤解をしてしまう背景としては、一部の販売業者がEMS機器販売時において「EMSを使うだけで痩せるかのような誇大広告をしていた」ことが挙げられます。

該当していた4社は、2020年に消費者庁から措置命令を受けました。以後は上に挙げたような宣伝による販売はないはずですが、過去のイメージからEMSは効果なしとの評判が広まっています。

出典：消費者庁

EMS医療用・業務用・家庭用の効果の違い

EMSのマシンは、大きく分けて医療用・業務用・家庭用の3つがあります。各種類の違いについて表にまとめました。

出典：LIGHT CLINIC

それぞれのEMSマシンの特徴について、以下で解説していきます。

医療用EMSの特徴

医療用EMSは、文字通りクリニックで使われるEMS機器になります。大きな特徴としては、取り扱えるのが医師や看護士といった医療従事者のみである点です。

つまり、医療用EMSを利用するには、クリニックなどの医療機関を受診しなくてはなりません。

また、治療を受けられる部位が柔軟な点も、家庭用EMSと比較すると大きなメリットです。

家庭用EMSはベルトでパッド位置が固定されていることがほとんどで、鍛えられる場所が限定的です。対して、医療用EMSならパッドが分離しており、治療可能場所が幅広いといえます。
出典：LIGHT CLINIC

業務用(エステ)EMSの特徴

業務用EMSは痩身エステにて使われるEMS機器のことで、エステティシャンにより施術を受けることができます。

エステティシャンは医療資格が必須ではない点が、医療従事者との違いです。

サロンで使うマシンの性能は、周波数や出力は医療用と比較すると抑えめです。ただし、家庭用よりも強力になっているのが一般的です。

家庭用EMSの特徴

家庭用EMSは、家庭で使えるEMS機器のことで特に知識を持っていない人でも利用できます。

マシンの購入費用こそかかりますが、購入後は少ない維持費用で継続的に使えるのがメリット。持ち運びも可能なので、電源さえあれば場所を問わず利用できます。

ただし、周波数や出力は医療用・業務用よりも低いため、高い効果は実感しにくいといえるでしょう。

効果が低い分、EMSを顔などにやり過ぎて筋肉に負担をかけてしまい、逆に悪い効果を与える可能性も否定できません。

加えて、先述の通りパッドが固定されていることが多く、使える部位が限定されがちです。
出典：LIGHT CLINIC

EMSのメリットとは？5つご紹介

EMSは他のダイエットやトレーニングと違ってどのようなメリットがあるのか、詳しく解説します。

特定のパーツを鍛えられる

EMSは鍛えたい場所にパッドを貼って電気を流していくので、足裏や顔など鍛えたい場所をピンポイントで鍛えることができます。

医療用EMSなら幅広い場所が対象となるうえ、複数箇所にパッドを貼って同時に鍛えることも可能です。同時に鍛えられる部位の数はマシンにより異なります。

効率よく鍛えられる

トレーニング習慣がある人にとっても、EMSを行うメリットはあります。

EMSをしながら筋トレすることで、EMSの負荷がある分だけ通常時よりもトレーニングのパフォーマンスを向上できます。

運動が苦手でも続けやすい

EMSはパッドをつけて電気刺激を与えているだけなので、運動が苦手な人でも継続しやすいのが特徴です。

そのため、これまで運動が苦手で体脂肪が増えてしまったり、筋肉量が減ったりしている人ほど向いているトレーニング方法といえます。

運動する時間がなくても鍛えられる

EMSは部位にもよりますが1度の施術が30分～60分程度で完了します。そのため、普段運動するためのまとまった時間が取れない人ほど、利用するメリットは大きいでしょう。

筋トレによるケガのリスクや疲労感を抑えられる

筋トレは筋肉に大きな負荷をかけるトレーニングなので、ケガをするリスクがあることは否めません。

その点、EMSならそのようなケガをするリスクを抑えて鍛えることが可能です。また、筋トレによる疲労感を感じづらいのもメリットの1つといえるでしょう。

EMSのデメリットとは？

EMSが効果やメリットをもたらす反面、人によってはデメリットだと捉える要素もいくつかあります。

筋肉痛を感じる場合がある

先述したように、EMSは電気を流して筋肉を刺激しています。高い出力で強い電流を流すと筋繊維が傷んでしまうので、筋肉痛を生じるケースがあるでしょう。

効果を高めたいからといって、高出力から始めるのは控え、まずは低い出力から取り組んでいき、慣れてから徐々に出力を上げていけば筋肉への負担も抑えられます。

やけどや水ぶくれが起こる可能性も

EMSには、古い機械を使ったり出力を誤ったりすることでやけどや水ぶくれが起こってしまうリスクがあります。

もし肌トラブルが起こってしまった場合も、クリニックであればすぐに対応してもらうことができます。
出典：医療EMSの効果とは？痩せる仕組みや部位・副作用についても詳しく解説 | 【公式】EMISHIA CLINIC 丨 エミシアクリニック（医療脱毛） (emishia-clinic.jp)

EMSを受けられない場合がある

EMSは誰もが使えるわけではありません。安全上の理由から、次のいずれかに該当する場合は利用を控えましょう。

• 心臓疾患がある
• 悪性腫瘍がある
• 妊娠している（妊娠可能性がある人を含む）
• 治療部位にタトゥーが入っている
• 腹部の手術歴がある
• 副腎皮質ステロイド内服薬を服用している
• ペースメーカーなどの医療機器を使用している

医療クリニックや痩身エステで受ける場合は、事前カウンセリングにより医師が利用の可否を判断しますが、家庭用EMS使う場合はを自分で判断する必要があるため十分に注意してください。

出典：医療EMSの効果とは？痩せる仕組みや部位・副作用についても詳しく解説 | 【公式】EMISHIA CLINIC 丨 エミシアクリニック（医療脱毛） (emishia-clinic.jp)
出典：EMSの効果とは？痩せる仕組みや部位、副作用についても詳しく解説 | WITH BEAUTY CLINIC｜代官山・恵比寿の美容皮膚科クリニック (with-clinic.jp)

EMSがおすすめな人の特徴

これまでご紹介したメリット・デメリットを踏まえ、EMSがおすすめな人の特徴として挙げられる特徴は次の3つです。

• 運動・筋トレが苦手だが痩せたい人
• トレーニングする時間がない人
• 特定の部位だけ筋肉をつけたい人

EMSは使用することで一定のトレーニング効果を得られるので、運動や筋トレが苦手な人にはおすすめです。先述したように、継続して使えば脂肪燃焼にも期待できるので、手軽にダイエットを始められます。

仕事や家事などが忙しく、トレーニングする時間がない人にとってもおすすめです。クリニックやサロンでの施術時間も30分～60分程度と短くスキマ時間を使って鍛えられるので、まとまった時間を取る必要もありません。

また、特定の部位だけ筋肉をつけたい人にもEMSの活用はおすすめです。EMSは鍛えたい場所にパッドを貼って電気刺激を与えられることから、鍛えたい部位だけ鍛えることが可能です。

医療用EMSなら効果も安全性も◎

EMSを使って高い効果を得たいなら、医療用EMSがおすすめです。先述したように、医療用EMSなら家庭用や業務用よりも高い周波数で施術を行うことができます。

また、安全性においても医療用EMSは優れています。クリニックにて医療従事者に施術を行うため、知識や技術のない人が自ら使うよりも安心できるはずです。

EMS施術が受けられる！医療ダイエットクリニックおすすめ7選

医療用EMSはただ痩せるだけでなく体を引き締める効果も期待でき、男性でも受けやすい施術です。医療用EMSを提供しているクリニックを7選紹介します。

グロウクリニック

グロウクリニックは、頑張らずに痩せられる次世代ダイエットを提供しているクリニックです。医療用EMS（Hifem）は、筋肉増大と脂肪破壊の2つの効果を持つものを使用しているため、より効率よくダイエットをすることが望めるでしょう。

また、医療用EMSにくわえ充実したサポートが受けられるゴールドコースは月額9,000円（税込）から受けることができます。月々の負担を抑えやすい価格設定になっているのは大きなメリットといえるでしょう。

万が一目標体重に達しなかった…という場合でも全額返金保証制度がついているため、安心できますね。

出典：グロウクリニック
※1：ライトコース 総額料金368,000円（税込）を提携の信販会社を利用した際の月々料金となります。
※2ゴールドコース 総額料金890,000円（税込）を提携の信販会社を利用した際の月々料金となります。

DIOクリニック

DIOクリニックは、医療ダイエットを専門にしているクリニックです。取り扱っているEMSはオリジナルの直流EMSで、次世代の技術が取り入れられています。

また、フェイス用の専用機器を活用すれば、体だけでなく顔にもEMS治療を行えるのも特徴です。表情筋を鍛えて、顔のたるみ改善にも役立つでしょう。

さらに、特別モニターコースなら最大75％OFFで医療ダイエットプログラムを受けることができる点もおすすめです。

出典：DIOクリニック

BSクリニック

BSクリニックの提唱するダイエットメソッドは、ただ体重を減らして健康リスクを負いながら痩せるのではなく、筋肉量を上げて健康的な体質に変えていくというものです。

EMSの施術を受けたい方には最適なクリニックで、ダイエット薬や食事指導と合わせると、さらにストレスフリーに健康的な体を目指せるでしょう。

短期集中プログラムは全身痩せと部分痩せの目的別に分かれています。どちらのプログラムでもEMS施術が受けられます。

出典：BSクリニック

ファイヤークリニック

出典：ファイヤークリニック

※：2020年5月～9月BMI31以上のファイヤークリニックのコースを完了した人の平均。

湘南美容クリニック

湘南美容クリニックは、FDA（米国食品医薬品局）が認可した最新の筋力強化マシン「トゥルースカルプflex」を日本初導入したクリニックです。

また、トゥルースカルプflexは1回あたり最大8エリアまで同時に治療可能。強化したい部位が複数ある人にとっては、時間効率が良いのも魅力でしょう。

現在2023年12月15日までの期間限定で、お好きな施術に使用できる5,000円～10,000円OFFクーポンを配布中です。お得にトゥルースカルプflexを体験したい方は早めに申し込むことをおすすめします。

出典：湘南美容クリニック

銀座よしえクリニック

ヘラスクリニック

ダイエットに関するアンケート調査

ここまででEMSの効果やメリット・デメリットなどについて解説してきました。ここではダイエットをする方がどのようなことに悩んでいて、EMSでの治療はどのような悩みを解消してくれるのか確かめるために、アンケート調査を紹介します。

調査項目

• ダイエットしようと思ったきっかけは何ですか？
• 何kgほど痩せたいですか？
• どのようなダイエットを行いましたか？
• 痩せたい部位はどこですか？
• リバウンドの経験はありますか？

Q：ダイエットをしようと思ったきっかけは何ですか？（複数回答）

健康のため、体重を減らすため、見た目のためなどの目的の方が多く、他にもファッションや他人に指摘されたというきっかけが並んでいます。

他にも脂肪吸引を行うと小さくとも切開の痕や傷が残りますし、他の施術でも減量した分の皮膚が弛んでしまうこともあります。見た目という意味でも、引き締まった体を目指せるのは医療ダイエットの中でも特別だと言えます。

他人に指摘されたという声もありますが、一般的なダイエットだと見た目が変わるほど高いモチベーションを維持しながら運動や食事制限をするというのは中々難しいものです。

Q：何kgほど痩せたいですか？

5kg未満や5kg以上10kg未満が多く、それ以上痩せたい方も一定数見られます。負担をかけすぎない程度に痩せたい方が多いのかもしれません。

EMSは脂肪が多すぎると効果が薄くなる傾向が強く、何十キロも痩せるということには向かないため、その場合はクリニックで医師と他のプログラムを検討する必要がありそうです。

大幅に体重を減らしたい方や負担なく痩せたい方、どちらにしてもクリニックでは身体検査も行いそれぞれに合ったダイエット法をプロが考えてくれます。

Q：どのようなダイエットを行いましたか？（複数回答）

食生活改善と運動・筋トレがほとんどを占めています。一般的に消費カロリーが摂取カロリーを上回るためにはこの2つが欠かせないですね。

食事制限については我慢して耐えるのではなく、ダイエット薬やGLP-1注射で体質的に食欲を抑制する方法が取られています。

医療ダイエットでは運動、食事制限どちらのアプローチも精神的に我慢して耐える性質を持たないので継続しやすいところがポイントです。

Q：痩せたい部位はどこですか？（複数回答）

痩せたい部位は、お腹がほとんどで残りの選択肢は2割から3割ほどに収まっています。お腹とどこかの部位の脂肪で悩んでいる方が多そうです。

医療ダイエットを活用するのであれば、EMSでお腹を引き締めて他の部位は他の施術をする方法もあります。筋肉を刺激せずに脂肪だけ取り除きたい部位は脂肪冷却や脂肪溶解注射を使うのも良いかもしれません。

リバウンドの経験はありますか？

リバウンドした経験のある方が69.7%を占める結果となりました。通常のダイエットは運動や食生活の改善を当たり前の習慣と捉えて、日常的に継続しないと体重が戻ってしまうのが難しいところです。

リバウンドしないためというだけでモチベーションを高く保つのは非常に大変です。そういった場合には、金額は多少上がりますが医療ダイエットがおすすめです。

中でもEMSはダウンタイムが少なく、無理せずに継続しやすい施術で、ある程度時間をかけて体を引き締められるのがポイントです。他の施術とも組み合わせやすく、医療痩身を始める際にいいかもしれません。

EMSの効果についてのよくある質問

EMSの効果を解説！まとめ

本記事では、EMSの効果やメリット・デメリットを中心に解説してきました。

EMSは電気の力で筋肉に刺激を与えてトレーニング効果を得られる機器です。筋肉をつけることで基礎代謝も上がるため、ダイエットにも一定の効果があるといえるでしょう。

EMSは家庭用・業務用・医療用の3種類に大別されます。EMSによる効果を高めたいなら、高周波で施術が行える医療用EMSの利用がおすすめです。

医療用EMSの取り扱いがあるのはクリニックだけなので、まずは医療ダイエットのクリニックにてカウンセリングを受けてはいかがでしょうか。