医療脱毛を受けている方の中に、『何回も通っているのに、あまり脱毛の成果が見られない…。』とお悩みの方はいませんか?
効果的な脱毛サイクルをつかむためには「毛が生え変わる周期」=「毛周期」を知ることが大切。2〜3カ月置きを推奨したり、期間にバラつきがあることもありますが、最短では5ヶ月で施術が完了することも。
この記事では、毛周期とは何か、毛周期を守るべき理由について解説しています。毛周期について知っておくだけで、短期間でもっとも効果的な脱毛ができるようになりますよ。
毛周期とは?
「毛周期」とは、体毛が一定の周期で常に生え変わっていくサイクルのこと。
【成長期】→【退行期】→【休止期】
の3つの周期で、約2〜3カ月で生え変わりを繰り返しています。医療レーザーを照射して効果があるのは、成長期の毛だけ。
医療レーザーの波長は黒いメラニン色素に反応しますが、毛母細胞が活発な成長期の毛は黒色が濃いので、毛根まで届きます。
これに対して休止期、退行期の毛はメラニン色素が薄いので、あまりレーザーに反応しません。
つまり効果をしっかり出すためには、1回目のレーザー脱毛を受けた後は、退行期・休止期が過ぎるのを待ち、成長期に入ってから2回目のレーザー脱毛を行う必要があります。
成長期の期間を見極める方法とは? 見極めはできない?
体毛は、どのくらいの期間で成長期に入るのでしょうか?
実は、成長期を厳密に見極めることは不可能と言われています。毛周期は個人差があり、期間も大きくバラつきがあります。
さらに、部位によっても周期の差が数週間~数年と幅広いんですね。そのため、何度か施術に通い、自分のサイクルを見つけることが大切になってきます。
ですが、基本的に
- 性毛:濃くて太いため毛周期が長め
- 無性毛:薄くて短いため毛周期が短め
と覚えておくと判断しやすいですよ。
毛周期に合わせた脱毛タイミング
グロウクリニックでは施術後1カ月~2カ月程度空けて頂くようにしております。毛周期の関係上、2ヶ月以内で照射しても十分な脱毛効果が得られないためです。
こちらは脱毛の長期イメージ図になります。参考にしてみてください。
毛周期を無視したペースで通える脱毛店があるのはなぜ?
「1か月通い放題」「最短2週間に1度脱毛可能」と紹介されている脱毛サロンの広告をよく見かけますよね。
上記の脱毛サロンが可能な理由は、脱毛機の照射パワーが弱いからです。
脱毛機の照射パワーが強い医療脱毛で、毛周期を無視して脱毛すると肌への負担が大きくなります。
反対に脱毛サロンで施術されるエステ光脱毛は照射パワーが弱く肌へのダメージが少ないので、短い間隔で脱毛しても肌への影響が少ないからです
しかし先ほど説明した毛周期の影響で、短い間隔で脱毛すれば早く脱毛完了できるというわけではありません。
また一番の違いとして脱毛機の照射パワーが違う為、医療脱毛とエステ光脱毛では、脱毛完了までに必要な脱毛回数などに大きな違いがあります。
ムダ毛0にするにあたり、医療脱毛より通う事になるケースが一般的です。
顔・ワキ・VIO・全身…の毛周期一覧
また部位によって、毛周期や成長期で表面に出た毛の割合も異なります。そのため、確実に成長期を狙うことはとても難しいのです。
自己処理を行なった後、次の表を参考にしながら自分の毛がどの程度で生えてくるのか調べてみると分かりやすいですよ。
部位 | 毛周期 | 成長期の割合 |
---|---|---|
顔全体 | 半年〜1年半 | 20% |
わき | 1年〜2年半 | 30% |
腕 | 半年〜1年半 | 20% |
足 | 半年〜1年半 | 20% |
胸 | 8カ月〜1年半 | 20% |
腹 | 8カ月〜1年半 | 20% |
背中 | 8カ月〜1年半 | 20% |
お尻 | 8カ月〜1年半 | 20% |
ビキニライン | 1年〜2年 | 30% |
肛門周り | 1年〜3年 | 30% |
毛周期を無視するとどうなるの?
『忙しいから、早く脱毛を終わらせたい。』 『医療脱毛は高いから安く済ませるために回数を少なくしたい。』
など、忙しい女性の皆さんは仕事の間に無駄なく脱毛をしていきたいですよね。しかし、毛周期を無視した脱毛を行うと、全体の脱毛効果が下がってしまいます。
毛周期を無視して医療脱毛へ行くと、
- 毛が十分に皮膚の表面に出ていない
- 長く間隔を空けすぎて毛が自然と抜け落ちてしまった
レーザーを体毛に照射できず、脱毛自体が不可能になってしまう事態に。そのため、毛周期は守った方がより脱毛効果を感じやすいですよ。
前回の施術から間隔を空けずに行くとデメリットばかり
脱毛を早く終わらせたいからと、前回の施術から間隔を空けずにクリニックへ行くことは避けましょう。
人によっては、毛周期が1周できていない可能性も。脱毛効果の出づらい休止期か退行期の状態で脱毛を受けることになってしまいます。
また、毛周期を無視して照射間隔を短くして脱毛を受けても、照射回数が増えるばかり。効果は変わりませんし、皮膚の負担も増えるので肌にダメージを与えてしまいます。
特に、早く終わらせたいからと自己処理で毛が全く生えていない状況にすることはNG。毛が生えている時に照射しないと意味はありませんし、肌を傷つけます。
毛周期を守るためには、焦らず、肌に負担をかけないようにすることが最も大切ですよ。
まとめ
今回は、脱毛施術を行う際の毛周期の重要性などをご紹介しました。
毛周期は人それぞれで異なりますが、 規則正しく施術を行うと、最短で5カ月で永久脱毛を手に入れることができる んです。
脱毛を早く終わらせたいからと、間違った自己処理などを行い期間を短くすることはNG。肌に負担をかけ、却って脱毛期間が長くなってしまいます。
自分の毛周期をきちんと知り、適切な期間に医療脱毛の施術を受けましょう。
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