ダーマペンとは?期待できる効果や費用相場を解説

美肌 /
dermapen effect

「毛穴の開きが気になる」「肌のくすみやたるみを改善したい」このようなお悩みを抱えている人には、ダーマペンがおすすめです。

ダーマペンの効果は多岐にわたり、普段のスキンケアだけでは改善が難しい、さまざまな肌の悩みに対して効果が期待できます。

本記事では、ダーマペンの効果や施術回数の目安、費用相場について詳しく解説します。美肌治療の1つとして話題なのでぜひチェックしてみてください。

合わせてダーマペンの施術の流れや、施術後の注意点もまとめています。
🌟この記事のまとめ
  • ダーマペンとは、超極細の針で肌の表面に穴をあけ、お肌の回復力を向上させる施術
  • ダーマペンには、ニキビ跡、毛穴の開き、たるみ、くすみ、妊娠線の改善効果があり
  • 約20,000円が費用の相場。オプションメニューの追加によってはさらに高くなる
  • 施術後は肌を保湿し、日焼け対策を行うことが大事!
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ダーマペンとは?

ダーマペンとは、目に見えないほど超微細な針で肌に穴を開け、肌本来の修復能力を利用して、肌トラブルの改善を図る施術です。

ダーマペンには、髪の毛よりも細い10本以上の針がついており、微細な電動で振動させて、肌の表面に一時的に穴(傷)をつくります。

肌は傷を修復しようと創傷治癒力が働き、修復する過程で、コラーゲンなどが増生・新陳代謝が促進されます。

その結果、肌の表面に残っているニキビ跡や肌質が改善されていくという仕組みです。

また、ダーマペンを施術する際には、美容の有効成分が含まれた薬剤を肌に塗布して浸透させることで、ダーマペンの効果を高めることもできます。

ダーマペン単体の施術でも効果は期待できますが、肌の悩みに応じた薬剤も併用すると、より効果を実感しやすくなるでしょう。

日本でダーマペンは、未認証・承認の医療機器です。しかし、FDA(アメリカ厚労省)では、ニキビやニキビ跡の改善治療に使用する医療機器として承認されており、高く評価されています。

ダーマペンの期待できる効果

ダーマペンは、以下のような悩みの改善に対して、効果が期待できます。

ダーマペンに期待できる効果

  • ニキビ跡の改善
  • 毛穴の開き・黒ずみの改善
  • たるみの改善
  • くすみ・シミの改善
  • 妊娠線・肉割れの改善

肌のハリ・小じわの改善

ダーマペンは、肌のハリや小じわの改善に有用です。

小じわや肌の弾力が失われる原因は、紫外線によるダメージ、加齢によるエラスチン・コラーゲン不足が関係しています。

乾燥による小じわや肌のハリ不足と違いこれらの原因の場合、化粧品で肌の弾力をよみがえらせて小じわを改善するのは難しいのが現状です。

しかしダーマペンでは、真皮層を刺激することでエラスチンやコラーゲンの生成が促されるため、肌の弾力を取り戻して小じわが改善されることが期待できます。

ニキビ跡の改善

ニキビによって生じた肌の凹凸(クレーター)の改善にも、ダーマペンは大いに役立ちます。ニキビ跡のクレーターは、大きく分けて以下の3タイプがあります。

種類 特徴
アイスピック型
  • 開口部が点状、小さく奥に深い
  • アイスピックで刺したような穴のように見える
ローリング型
  • クレーターのサイズが4mm以上と大きめ
  • お皿のようになだらかに凹んでいる
ボックスカー型
  • 跡の縁がはっきりしている
  • 垂直に凹んでいる円形や楕円形

ニキビ跡のクレーターは、炎症が真皮層にまで達していることでできてしまい、普段のスキンケアだけでなめらかな肌に導くのは困難です。

ダーマペンは針が真皮層にまで届くため、どのタイプのニキビ跡であっても改善が期待できます。

ダーマペンを真皮層に通すと、コラーゲンやエラスチンの生成が促進され、凹凸になった肌の組織が徐々に再生。肌の凹みが浅くなっていくことが見込めます。

毛穴の開き・黒ずみの改善

毛穴の開きや黒ずみに悩んでいる人にも、ダーマペンはおすすめです。

古い角質や皮脂によって角栓が毛穴に詰まって酸化すると、毛穴が黒ずんだ開き毛穴になってしまうことがあります。また、加齢による肌のターンオーバーの乱れも、毛穴の開きの原因です。

ダーマペンの施術をすると、肌のターンオーバーがスムーズになるため、毛穴に溜まった汚れが排出されやすくなります。
さらに、ターンオーバーが整って肌細胞の入れ替えが活性化すると、肌のきめが細かくなることも期待でき、毛穴の開き・黒ずみの解消につながります。

たるみの改善

肌のたるみは、コラーゲンやエラスチンなどの、弾力繊維が減ってしまうことで起こります。

ダーマペンによってコラーゲンやエラスチンの分泌が促されると、新しく弾力繊維がつくられます。皮膚を支えられるようになるため、フェイシャルラインや目の下、頬などのたるみの改善が期待できます。

くすみ・シミの改善

ダーマペンによって、くすみやシミの改善も期待できます。くすみやシミに関与しているのは、メラニンです。皮膚の基底層に存在する、メラノサイトが活性化することで、メラニンが生成されます。

通常、メラニンは肌のターンオーバーによって適切に排出されるものです。しかし、紫外線や加齢などの影響で、メラニンが過剰に増えたりターンオーバーが乱れたりすると、くすみ・シミが生じます。

ダーマペンの施術によって皮膚組織の再生が促され、乱れていたターンオーバーが整うと、新しい細胞が皮膚の表面に押し上げられます。

そうすると、蓄積されたメラニンが排出されやすくなるため、くすみやシミの改善が見込めます。

妊娠線・肉割れの改善

ダーマペンは、顔以外にお腹や太ももなど身体のほとんどの部位に施術できるため、妊娠線や肉割れの改善も目指せます。

皮膚が引っ張られることで真皮層から皮下組織にかけて亀裂が生じ、妊娠線や肉割れができます。

セルフケアだけで妊娠線や肉割れを改善するのは、難しいことです。

しかし、ダーマペンで真皮層にアプローチし、ターンオーバーを促すことで、妊娠線や肉割れの改善が期待できます

ダーマペンの効果が実感できるまでの施術回数・頻度の目安

ここでは、ダーマペンの効果が実感できるまでの施術回数・頻度について解説します。

ダーマペンの施術回数・頻度の目安

  • おすすめの頻度は月1回
  • 施術3回目以降から効果を実感しやすい
  • 5〜10回ほど行うと目に見える効果が期待できる
効果が得られるまでには個人差があるため、あくまでも目安として覚えておいてください。

おすすめの頻度は月1回

ダーマペンによって肌のトラブルを改善するには、基本的に月1回のペースで複数回にわたって施術をしていくことが、推奨されています。

肌の創傷能力にも限界があるため、施術を1度受けるだけで肌の状態を大幅に改善するのは難しいです。そのため、回数を重ねて施術していく必要があります。

とはいえ、早く肌の悩みを改善したいからと、短期間で頻繁に施術を受けるのはNGです。傷が回復しないうちに施術すると、過度に肌へダメージを与えてしまい、かえって状態が悪化する恐れがあります。

ですので、ダーマペンの施術は月1回のペースで継続して受けるようにしましょう。

施術3回目以降から効果を実感しやすい

肌の状態にもよりますが、3回目の施術くらいで2週間ほど経過した辺りから、ダーマペンの効果を実感し始めることが多い傾向にあります。

施術1回目や2回目は、肌の状態を確認しながらダーマペンの針の長さを調整することが多いため、効果を実感できない場合も少なくありません。

2回目の施術が終わって効果が得られないからと焦らず、継続して施術を受けることをおすすめします。

5〜10回程度行うと目に見える効果が期待できる

ダーマペンの施術を5〜10回ほど受けると、目に見える効果が期待できます。

くすみやたるみ、毛穴の開き・黒ずみなどは、施術5回目程度から目に見える効果が得られることが多いです。

ニキビの炎症が強く深いクレーターができている場合は、一般的に10回以上施術が必要といわれています。

過度な施術も肌に負担をかける可能性があるため、医師と相談しながら適切な施術回数を決めましょう。

知っておきたいダーマペンのデメリット

ダーマペンには、以下のデメリットがあることも理解しておきましょう。

ダーマペンのデメリット3つ

  • 人によっては効果を感じられない
  • ダウンタイムがある
  • 施術中に痛みを伴う
  • 改善効果を得られるまでに時間と費用がかかる

人によっては効果を感じられない

ダーマペンは比較的効果を実感しやすい肌治療ですが、肌質や考え方によっては、ダーマペンの施術が適さない人もいます。

アトピーや金属アレルギーといった体質の方にはダーマペンが適さないだけでなく、むしろ悪影響を与える可能性が高いです。

ダーマペンは数回クリニックに通い施術を受け、時間が経過するまで待つ必要があります。1回のみの施術で即効性があるものでもないので、誤解のないようにしましょう。

また施術効果を最大限高めるためにも、術後のケアやクリニックからの注意事項を守るようにしましょう。

ダウンタイムがある

ダーマペンの施術後は、針で傷ついた肌が、元の状態に戻るまでの期間(ダウンタイム)があります。ダウンタイムには、以下のような症状が起きるかもしれません。

  • 腫れ
  • 赤み
  • 皮むけ
  • かゆみ
  • ひりつき
  • 内出血

ダウンタイム中のこれらの症状は、数日〜1週間程度で治りますが、一時的に肌が不安定な状態になることを覚えておきましょう。

特に、人と接する機会が多い職種の人などは、施術のタイミングに注意が必要です。

施術中に痛みを伴う場合がある

ダーマペンで使用するのは極細の針ですが、人によってはチクチクするような痛みが生じます。

    特に、針を深くまで刺す必要がある場合や、骨・神経付近の施術の場合は、痛みを伴いやすいといわれています。

しかし、ほとんどのクリニックでは麻酔をして施術するため、痛みを感じない、もしくは耐えらえる程度の痛みである場合が多いです。

もし施術中に強い痛みを感じた場合は、我慢せずに医師に伝えましょう。針を刺す深さを調整するなど、対応してもらえるはずです。

    極度に痛みに弱い人は、事前に医師へ相談しておくことをおすすめします。

改善効果を得られるまでに時間と費用がかかる

ダーマペンで肌の状態を改善するには、継続して施術を受ける必要があるため、時間も費用もかかります。

肌の状態や肌質によって改善が見込めるまでの回数には個人差があります。

そのため、カウンセリングの際におおよその施術回数と、かかる費用を確認しておくといいでしょう。

ダーマペンの気になる費用相場

ダーマペンは回数を重ねることでより効果を発揮します。ダーマペンの費用に関しても把握しておくと良いでしょう。

1回あたり20,000円程度が相場

ダーマペンの1回あたりの費用は、全顔の場合20,000円ほどが相場です。

13,000円前後の安い料金設定のクリニックもありますが、高いところだと30,000円ほどかかります。

クリニックによっては、5回コースや10回コースなどの、料金プランを設けていることもあります。1回の施術ごとに費用を支払うよりも、割安になりお得です。

お得な料金プランやキャンペーンがあるかを、事前にチェックしておきましょう。

オプション料金の目安

多くのクリニックには、肌の改善効果をより高めるためのオプションメニューがあります。オプションメニューの料金の目安は、以下のとおりです。

≫表は横スクロールします。

オプションの種類 料金(1回) 向いている肌の悩み
ウーバーピール 28,000〜40,000円 シミ、色素沈着、くすみ、ニキビ跡などの改善
ウェルベットスキン 13,000円〜 ニキビ跡、毛穴の開き、くすみなどの改善
プラセンタ 3,000〜4,000円 たるみの改善
ボトックス 5,000〜8,000円 毛穴の開き、しわ、たるみの改善
グロスファクター 2,000〜8,000円 しわやたるみの改善
トラネキサム酸 3,000〜4,000円 肝斑、肌荒れの改善
高濃度ビタミンC 11,000円前後 しみ、ニキビ跡の改善

肌の悩みに対して相性がよい薬剤を組み合わせて施術を行います。自分の肌の状態にはどの薬剤が適しているのか、カウンセリングの際に確認しておきましょう。

 

ダーマペンの施術の流れ

ダーマペンの施術の流れは以下のとおりです。

  1. 施術の予約
  2. 受け付け・問診票の記入
  3. カウンセリング
  4. 洗顔・麻酔クリームの塗布
  5. 施術

基本的にダーマペンの施術は完全予約制です。いきなり訪問しても、施術できません。カウンセリングでは、肌の状態を確認し、肌の悩みに対する最適な施術方法を提案してくれます

施術に関して不明点や不安なことがあったら、カウンセリングの際に聞いておきましょう。

カウンセリングが終わったら、メイクを落として洗顔し、麻酔クリームを顔に塗布します。そのまま15分程度待って麻酔が効いてきたら、いよいよ施術開始です。

施術する部位の範囲にもよりますが、20〜30分程度で施術は終わります。

 

ダーマペンの施術を受けた後に気をつけたいこと

ダーマペンの施術後、肌へ負担をかけないために、以下の点に注意が必要です。

ダーマペンの施術後に気をつけること

  • 肌の保湿を心がける
  • 日焼け対策をする
  • 汗をかくような激しい運動・長風呂を控える

肌の保湿を心がける

ダーマペンの施術後は肌が乾燥しやすい状態なので、保湿を徹底するよう心がけましょう。

できるだけ肌へ負担をかけないために、低刺激のスキンケア用品を使うことをおすすめします。

クリニックでは、鎮静成分が含まれたスキンケア化粧品を取り扱っていることもあります。

どれを使用すればいいか分からない場合は、クリニックで販売されているスキンケア化粧品を購入してみるのもいいでしょう。

日焼け対策をする

ダーマペンの施術後は、念入りに日焼け対策をしましょう。

肌がダメージを受けている状態なので、過度に日焼けをすると炎症を起こす可能性があります。

外出時には日焼け止めクリームを塗ったり、帽子や日傘を使用したりして、紫外線から肌を守りましょう。

ダウンタイム中は、屋外でのスポーツ観戦もできれば控えたほうがいいですね。

汗をかくような激しい運動・長風呂を控える

施術をしてから2〜3日は、汗をかくような激しい運動長風呂も控えましょう。

施術後の肌はデリケートなので、著しく体温が上がると腫れや赤みが生じる恐れがあります。

どうしても体を動かしたい場合、ジョギングやハードな筋トレなどは控え、ウォーキングやヨガなど軽めの運動にとどめましょう。

入浴よりもシャワーのほうが体温が上がりにくいため、ダウンタイムの症状が落ち着くまで、お風呂はシャワーで済ませるのもいいでしょう。

ダーマペンに関するよくある質問

ダーマペンの効果はいつから実感し始めますか?

3回目辺りの施術で、2週間ほど経過した頃に目に見えて効果が出る方が多いです。

傷跡が残ることはありますか?

ダーマペンの針は髪の毛よりも細い極細針で、肌に開いた微小な穴は1〜2時間程度で塞がるため、傷跡が残る心配は少ないです。

ダーマペンは他のメニューと一緒に施術できますか?

ダーマペンは、ヴェルベットスキンやウーバーピールなどの薬剤を、併用して施術することもできます。肌の悩みに適した薬剤を併用することで、より高い効果を得やすくなるでしょう。

ダーマペンの施術後、いつからメイクをしても大丈夫ですか?

メイクは、施術の翌日からできます。施術当日は、肌が不安定な状態になっているため、肌への刺激を避けるためにメイクは控えましょう。

ダーマペンは即効性がありますか?

ダーマペンには即効性がありません。効果を得るには、回数を重ねて施術する必要があります。効果を実感し始めるのは、施術3回目以降からのことが多く、5〜10回ほど受けると目に見えるほどの効果を期待できます。

まとめ

この記事では、ダーマペンの期待できる効果や効果が実感できるまでの施術回数などを中心に解説しました。ダーマペンは、回数を重ねることで、肌のお悩みへの効果が期待できるでしょう。

また、オプションメニューと組み合わせて、より効果を得やすくすることも可能です。カウンセリングでは、肌の状態に適した施術を提案してくれるので、目指す肌の状態に近づけるはずです。

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・記事内の施術に関する記載について、痛みの感じ方やダウンタイム等には個人差があります。
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