人生初のピアスを開けた際、ピアスホールの塞がりを避けるためにも、しばらくピアスは外せませんよね。

そんな方で脱毛をしている最中だと、『施術中、ピアスは着けたままで良いの?』と悩む方も多いのではないでしょうか?

結論からお伝えすると、基本的にピアスを開けてすぐは脱毛ができないところがほとんど。脱毛中にピアスを開けようか考えている方は、ぜひ記事をご覧くださいね。

ピアスを開けてすぐは脱毛NG

ピアスを開けてすぐの皮膚は、簡単に言うと穴を開けたことにより傷を受けた状態になります。

小さな穴ではありますが、脱毛では「傷」に脱毛機を照射することはできないので、その傷を避けながら施術をしなければならず、結果的に脱毛そのものを受けれない可能性も。

そのため、ピアスを開けてすぐは脱毛ができないのです。

ファーストピアスは特に慎重に扱う

ピアスを開ける時に装着する「ファーストピアス」ですが、実は、慎重に扱わないと後から大怪我を起こしてしまう可能性があります。理由は以下の3つ。

  • 耳の裏の留め具のキャッチはおしゃれピアスとは違いかなり固い
  • ピアスの刺す部分も尖っている
  • おしゃれピアスよりも太い

ファーストピアスはピアスホールを作るために軸が大きくなっており、これが脱毛機に反応してしまうと、光がピアスを吸収することで熱が発生して火傷を追ってしまうなどの危険性も…。

できれば金属ではないゴム製のものを利用するなど、ファーストピアスは特に慎重に扱いましょう。

ファーストピアスをつけたり外したりすると、ピアスホールが炎症を起こす可能性がある

ピアスを開けてすぐは、ファーストピアスを着けて穴を安定させる必要があります。

この安定させる期間中に、脱毛するからとファーストピアスをつけたり外したりを繰り返すと、ピアスホールが炎症を起こす可能性もあるんです。

ピアスホールの完成系の目安とは?

では、「脱毛しても良い」と感じられる、ピアスホールの完成形の基準はどこになるのでしょうか。以下、まとめてみました。

ピアスホール完成の目安

  • ピアスを外しても穴から体液や血液が出ない
  • ピアスを付けている時に痛みを感じない
  • ピアスを回したり動かしても痛みを感じない
  • 化膿していない
  • ピアスを外すとピアスホールが凹んでいる

これらに該当しない場合は、完成されていないピアスホールを傷とみられ、クリニックによっては施術不可になることもあります。

まずは、通っているクリニックの医師に確認してみることが大切です。その点、グロウクリニックでは、無料のカウンセリングも行なっています。

ピアスを実際に開けてしまっていて、これから脱毛を考えているという方はぜひその時に直接医師に相談してみてくださいね。

脱毛は少なくともピアスホールが固定してから

どうしてもピアスを開けたい場合、いつ頃脱毛を行なっても大丈夫になるのか気になりますよね。基本的には、ピアスを開ける前後1ヶ月は、開けた部位周辺の脱毛をお休みさせましょう。

しかし、その後実際にピアスホールが固定されるまでには、ある程度時間がかかるもの。傷口を保護するファーストピアスが取れたあとであれば、脱毛を受けても問題はないと思いますよ。

脱毛, ピアスを開ける場合

ピアスホールが固定化するまでの期間は部位ごとに異なる

ピアスホールが固定するまでの期間は、部位によって違いがあります。ピアスを開ける場所は、耳以外にもあるので覚えておきましょう。

部位 期間
耳たぶ 1~2ヶ月
耳の軟骨 2ヶ月〜1年程
2~3ヶ月
へそ 半年〜1年

このように、部位によってもピアスホールが固定される期間は異なります。全身脱毛をしている方は特に気をつけましょう。

ピアスをつけたまま脱毛はできるの?

ピアスをしたまま脱毛を受けることはできるのでしょうか?大抵はカウンセリング時などに注意事項として説明されますが、施術中はピアスを外されるようにお願いされることがほとんどです。

ピアスホール周辺など施術と関係ない場所のピアスもダメ?

脱毛は、ピアスを開けた場所と関係の無い場所も脱毛ができないのでしょうか?これは、クリニックによってできる場合とできない場合があるんです。

例えば、ボディピアスをしていても顔脱毛だけはOK、足指甲の施術だと耳ピアスはできる、など、施術部分と遠くレーザーの影響がほとんど無いとピアスをしたままでも照射可能と対応してくれる場合もありますよ。

ピアスによる肌の傷の有無は、施術場所に該当しなければ関係無いことがほとんど。しかし、近いと肌トラブルなど異常も出てくるので、スタッフに一度相談はしておきましょう。

全身脱毛に必要な期間とは?最短8カ月で施術が完了する?

  医療脱毛 脱毛サロン
照射回数 5〜8回 12〜18回前後
かかる年月 約8カ月〜1年半 約2〜5年

先に脱毛を終わらせてからピアスを開けるのが最適ですが、早くピアスを開けたい。ともどかしくなる女性もいるはず。

脱毛は、どの部位も平均2~3カ月に一度、5~6回ほどで効果を感じる方が多いです。

ピアスをつけたまま脱毛をした際に考えられるリスクとは?

ピアスをつけたまま脱毛をすると、次のようなリスクが発症する場合があります。

  1. レーザーや光が拡散する
  2. 施術中にピアスが引っかかって怪我をする
  3. 火傷などのトラブル
  4. 化膿を引き起こす

ピアスをつけたまま脱毛をした際に考えられるリスクとは?

リスク①:レーザーや光が拡散する

ピアスの素材によっては、医療レーザーの光を反射してしまうものがあります。

光がピアスに当たって拡散してしまうと、脱毛の効果が低くなる、施術部位以外にも影響を与えてしまう、などの恐れもあります。

金属製などは熱を吸収しやすいので、特に気をつけましょうね。

施術中にピアスが引っかかって怪我をする

脱毛をする際は、レーザーの光を遮断するためにタオルやゴーグルなどで顔を覆うことがあります。

もしピアスを付けたまま施術を行うと、タオルや脱毛器などがピアス引っかかって思わぬ怪我をすることも。

ファーストピアス以外で外せるピアスがあるなら、事前に外しておきましょう。

やけど・炎症などのトラブル

ピアスには金属製の他にも色んな素材が使用されているので、素材によっては熱を帯びたピアスがやけどを起こす可能性も考えます。

万が一トラブルが発生した場合は、炎症を抑える薬を処方してもらいましょう。グロウクリニックでは、医療機関で資格を持ったスタッフが脱毛施術を行いますので安心ですよ。

化膿を引き起こす

医療レーザー脱毛の施術後は、皮膚に熱がこもりやすくなります。この時に、ピアスホールでできた傷があると化膿を起こすリスクが高くなるんです。

ピアッシングは、耳たぶなど、血管が細く血流が悪い部分に行うことが多いですよね。

そのため、元々ピアスホールは化膿しやすいのですが、医療レーザーの熱が加わると、さらに化膿するリスクが高くなってしまいます。

化膿がひどくなると、しこり・ケロイド・ピアスホールが拡大する・細菌感染など、厄介な症状にみまわれることもあります。

熱を溜めないようにすることが大切です。

リスク回避のためにピアスを開けたい場合は脱毛後

ピアスを開けて、脱毛を行う場合の対策方法をご紹介します。脱毛とピアスの両方を行いたい場合は、

脱毛 → ピアスを開ける

この順番が最もリスクが少ない方法です。

ただし、この場合も脱毛を終えた直後は肌トラブルが起こる心配があるため、少し時間を置いてからピアスを開けるようにしましょう。

まとめ

脱毛の際のピアスの扱い方についてご紹介しました。

脱毛は、ピアスを開けた直後は施術ができません。どうしても早く開けたい場合は、グロウクリニックのスピード脱毛プランか、パーツごとのプランを選び、ピアスホールが安定するまで、時期をずらして脱毛すると良いでしょう。

グロウクリニックでは、最短5回で施術が完了することもあります。

脱毛期間中にピアスを開けたいと考えている方は、ぜひ無料カウンセリングでも気軽に医師にご相談ください。

あなたにあった脱毛プランで、快適に施術ができるよう努めさせていただけますよ。