女性の永遠のテーマ「ムダ毛処理」。
思春期からずっと悩まされている女性は多いですよね。
ほとんどの女性が自分でムダ毛処理をしているでしょうが、手軽に行える自己処理は注意をしないと肌トラブルになりかねません。
やってはいけない方法でムダ毛処理をしていませんか?
肌トラブルを起こさないように正しいやり方を知って、アフターケアをしながら肌を大切にしましょう。
自分でできるムダ毛処理から、起こりやすいトラブルについて説明しています。
女性のムダ毛処理の事情|自分でできる方法
自分でできるムダ毛処理方法はたくさんあります。
安くで手軽にできますが、間違ったやり方で行なうと肌トラブルが起こり大変なことになるので正しく行わないといけません。
ムダ毛処理の方法と気をつけるポイントをまとめています。
カミソリ
カミソリで剃るムダ毛処理方法なら、安くで購入できお手軽な方法です。
思春期の女子はまずカミソリで処理を始めることが多いのではないでしょうか。
「剃るだけ」と思うかもしれませんが、カミソリのムダ毛処理で気をつけるポイントがあります。
- 毛の向きに沿って剃る
- 強く当てすぎない
- 横に動かさない
毛の生え方には向きがあります。
逆方向に剃っていると毛の向きがバラバラになって、伸びてきた時にモジャモジャして気持ち悪い見た目になりますよ。
毛の流れに沿って剃りましょう。カミソリを強く当てすぎると肌に負担がかかり傷つきます。
カミソリと言ってもいろんな種類があり、肌を傷つけにくいタイプもたくさんありますが、横向きに動かすと切れるので気をつけましょう。
除毛クリーム
除毛クリームはタンパク質を溶かす成分が入っていて、塗ることでムダ毛の処理ができます。広範囲のムダ毛ケアができるのが除毛クリームのメリットです。
【除毛クリームの使い方】
- 肌に少し塗り、異常がないか確認する(パッチテスト)
- 除毛する部分をキレイにする
- ムダ毛が隠れるぐらい除毛クリームを塗る
- 5~10分後にクリームを拭き取る
- 保湿する
除毛クリームを塗ってからおく時間が短かったり、塗る量が少ないと毛が残ってしまい思った効果が得られません。
しっかり塗って時間をおくのがポイントです。
除毛残しがある場合は、同じ箇所を続けて何度も行うと肌荒れを起こすので、1日以上あけてから再度行いましょう。
ワックス・脱毛テープ
ワックスや脱毛テープは時間を置かなくても一気にでき、しかも広範囲のムダ毛処理ができます。
ムダ毛を「抜く」方法なので痛みがあるのがデメリットです。
毛が抜ける痛みと、肌に付いているワックスやテープをはがす痛みで、痛みに弱い人には向いていません。
ワックス・脱毛テープでムダ毛処理をしたあとは肌が敏感になっていますので、保湿ケアをしましょう。
毛抜き
毛抜きは顔や手の指などの狭い範囲のムダ毛処理には欠かせません。
サロンでムダ毛処理をしていても毛抜きで細かくケアをしている女性は多いです。
一本ずつ抜くので広範囲の処理には向いていませんが、気がつくとずっと抜いていたということは思春期の女性にはありがちです。
家庭用脱毛器
今では家庭用脱毛器がたくさん出ており、自宅で手軽にいつでも行えるので便利ですね。
サロンに通うのはハードルも料金も高いけど、家庭用脱毛器なら一度買えばずっと使えます。
ただし家庭の電力に合わせた出力しかないので、サロンのようにすぐ効果が出るわけではなく、根気強く続けていけばそれなりに効果が出てくるものだと思っておきましょう。
自分でムダ毛処理をした時に起こりやすいトラブル
ムダ毛処理は気をつけて行わないとトラブルが出てきます。
剃った直後はよくても後から出てくるトラブルもあり、キレイにするためのムダ毛処理が逆効果になることがあります。
処理方法によって起こるトラブルを解説します。
剃る場合のトラブル
カミソリで剃る場合のトラブルとして、カミソリ負けがあります。
カミソリ負けは肌の角質まで削ることで起こる肌トラブルです。
- ヒリヒリして痛痒い
- 出血する
- 毛が埋もれて出てこない埋没毛ができる
- 毛穴が炎症を起こす毛嚢炎になる
- 色素沈着の原因になる
カミソリ負けをすると赤く傷ついた部分が目立ちますし、痛いです。足や腕、顔などがカミソリ負けをしたら恥ずかしくて肌を出すことも躊躇するでしょう。
キレイにするために処理をしたのに隠すハメになってしまいます。
また、カミソリで剃る際に、毛の流れと逆で剃っていると毛の向きがバラバラになります。毛には生える方向があります。
毛穴を広げて逆方向に剃っていくほうが深く剃れるので逆方向に剃ってしまいがちですが、毛が伸びてきたときに生える向きがバラバラになると見た目も気になるでしょう。
剃った直後には気づかないため、時間が経ってから気づきます。
抜く場合のトラブル
毛抜き・ワックスや脱毛テープで抜く時のトラブルは、毛穴が広がり盛り上がる、痛い、生えてくる時にかゆいなどがあります。
【具体的な毛穴のトラブル】
- 毛穴が盛り上がってぶつぶつになる
- 毛穴が広がり黒ずんでくる
- 埋没毛や毛嚢炎になる
引っ張って抜く方法は毛穴が盛り上がります。毛を処理したのに毛穴が目立つようになってしまいます。
ワックスや脱毛テープは肌に貼りつけて勢いよく剥がすため角質も一緒に剥がしてしまい、保湿ケアをしないと肌トラブルが起こりやすいです。
ワックスや脱毛デープでムダ毛処理を行ったあとは化粧水やジェルで保湿をするようにしましょう。
塗る場合のトラブル
除毛クリームなど塗る場合は、肌全体に塗るので肌トラブルの可能性が高くなります。除毛クリームに入っているチオグリコール酸カルシウムが毛を柔らかくして溶かす仕組みです。
皮膚に化学的に作用するのが肌への炎症を起こす引き金になるので、敏感肌の人は特に注意しないといけません。顔や粘膜の近くには使わないようにと注意書きされているものもあるため、使う前には使用上の注意を確認しましょう。
アフターケアで肌トラブルを減らす
自分でムダ毛処理をした後は、きちんとアフターケアをすれば肌トラブルが起こりにくくなります。
ムダ毛がなくなって満足するのではなく、肌のケアもしていきましょう。
冷やす
ムダ毛処理をした時は、どんな方法でも少なからず肌にダメージを与えています。ダメージを減らすために処理した箇所を保冷剤などで冷やしましょう。
毛穴の炎症を抑えることができますよ!
化粧水などで保湿
冷やしたあとは化粧水などで保湿をしましょう。ダメージを受けた肌は乾燥しやすく炎症を起こしやすいので保湿は大切です。
なお、「敏感肌用」の肌に優しい化粧水にすると負担がかかりません。化粧水をコットンに浸し、ケアしたい箇所に使いましょう。
使ったカミソリは洗って乾燥させる
使ったカミソリはきれいに洗って必ず乾燥させましょう。
使いっぱなしで置いていては錆の原因になり、錆びていることに気づかずに使ったら肌を傷つけます。
また、何枚も刃があるカミソリだと剃った毛が詰まりやすく、放っていると雑菌の繁殖原因になります。
カミソリは毛を取り除いてきれいに洗い、乾燥させてから保管しましょう。
自己処理以外でできるムダ毛処理方法|高いけど効果は期待できる
手軽にできるムダ毛の自己処理方法は、簡単ですが肌トラブルがおこりやすいのも事実です。
色素沈着やボツボツ毛穴になると自分ではどうしようもありません。ムダ毛がなくなっても人に見せたくない肌になってしまいます。
自己処理と比較すると、高いし通う手間はありますが、ほぼ確実に効果が出て肌トラブルが少ないのが専門サロンやクリニックで行う脱毛です。
プロによる脱毛には「医療脱毛」と「美容脱毛」がありますが、何が違うのかよくわからないですよね。
違いを詳しく解説します。
医療脱毛
医療脱毛は、医療機関が行っている脱毛方法です。
レーザーを照射して組織を破壊することで毛が生えてこなくなり、永久脱毛の効果があります。
永久脱毛は「医療脱毛」のことです。
医療脱毛で使用するレーザーが毛根を破壊する医療行為になるので、医療機関でしか提供できない方法です。
以下に示す行為は、医師が行うのでなければ保健衛生上危害の生ずるおそれのある行為であり、医師免許を有しない者が業として行えば医師法第17条に違反すること。
(1) 用いる機器が医療用であるか否かを問わず、レーザー光線又はその他の強力なエネルギーを有する光線を毛根部分に照射し、毛乳頭、皮脂腺開口部等を破壊する行為
引用元:厚生労働省「医師免許を有しない者による脱毛行為等の取扱いについて」
万が一、肌にトラブルが起こっても医療機関なのですぐに対応してもらえるのが安心できるんですよ。
医療脱毛のメリット・デメリットをまとめました。
医療脱毛のメリット
- 3~5回程度で効果を感じられる
- 脱毛完了期間が1年~1年半と短い
- 終わってもほとんど生えてくることはない
- 毛を処理しながら、美肌のケアができるサロンもある
医療脱毛のメリット
- クリニックによっては高額な場合もある
- 痛い
医療脱毛は短期間で効果が出て、完了した後も毛が生えてくることはほとんどありません。その分、照射するレベルが強いので痛いです。
しかし、医療脱毛の場合は、麻酔クリームなどで事前に処理することが可能なクリニックもあるため、美容脱毛(サロン脱毛)よりも痛みが少ないケースもあります。
痛みに弱い方は、医療脱毛を行う際、クリニックに麻酔が可能かどうかを事前に確認すると安心です。
なお、医療脱毛はクリニックによっては、美容脱毛と比較すると高額な場合もあります。しかし美容脱毛の場合は、医療脱毛と比較すると効果を実感するのに時間と回数を要するケースがあります。
そのため、脱毛費用について医療脱毛と美容脱毛で比較した場合、自分が満足いく結果を迎えるための総額費用は、結果的に医療脱毛のほうが安くなる場合もあります。
美容脱毛
美容脱毛は、光脱毛で毛が生えてくるのを抑制しています。
「脱毛サロン」や「光脱毛」は医療機関ではなく、エステサロンなどの民間企業が行っています。
毛根にダメージを与えるので生えてくる速度が遅くなったり、少なくなったりはしますが、永久に生えてこなくなるわけではありません。
医療機関ではない美容脱毛だと弱い出力の照射しかできないので、毛が生える組織にダメージを与えることしかできず、定期的に通わないといずれは生えてきます。
美容脱毛のメリット
- ほとんど痛みがない
- 安い
美容脱毛のデメリット
- 効果を感じるまで6~10回かかる
- 脱毛完了が1年半~2年と長い
- 永久脱毛ではない
- 定期的に通う必要がある
医療脱毛に比べて照射レベルが弱いので効果を感じるまでに時間がかかり、完了までも期間が長くなります。永久脱毛ではないので、終えたあとに生えてくるのが最大のデメリットです。
医療脱毛と美容脱毛をわかりやすく比較すると、次の表になります。
医療脱毛 | 美容脱毛 | |
効果を感じる回数 | 3~5回 | 6~10 |
完了するまでの期間 | 1年~1年半 | 1年半~2年 |
料金 | 高い | 通いやすい料金 |
痛み | 痛い | 弱い |
脱毛方法 | 医療レーザー | 光脱毛 |
完全にムダ毛をなくしたい、永久脱毛がいいという場合は、医療脱毛がおすすめです。医療脱毛は、早く効果を実感できて終わってから毛が生えてくることがありません。
ムダ毛の悩みから解放されるとコンプレックスがなくなり、自分に自信が持てます!ムダ毛をどうしていきたいかによって自分に合った脱毛方法を選ぶとよいでしょう。
ムダ毛を処理するなら、医療脱毛がオススメ!
ムダ毛が濃いとコンプレックスを感じ、好きなファッションができなかったり異性の目が気になったりと、自分に自信がなくなっていきます。
女性のムダ毛処理の方法はたくさんありましたね。ムダ毛を自己処理する場合、費用も時間もかかります。宿泊を伴うデートの時は、ムダ毛が気になる方もいるでしょう。
ムダ毛が気になる人には断然医療脱毛をおすすめします。早い人では、医療脱毛をはじめて1〜2ヶ月で効果を実感する方もいらっしゃいます。
色々なムダ毛の処理方法があるので、自分にいちばん合った方法で処理して美肌を目指してくださいね!
本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等の仕様等について何らかの保証をするものではありません。
本記事で紹介しております商品・サービス等の詳細につきましては、当該商品・サービス等を提供している企業様等へご確認くださいますようお願い申し上げます。
本記事の内容は作成日または更新日現在のものです。本記事の作成日または更新日以後に、本記事で紹介している商品・サービス等の内容が変更されている場合がございます。
本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他の企業様等の意見を代表するものではありません。
本記事内で紹介されている意見は、意見を提供された方の使用当時のものであり、その内容および商品・サービス等の仕様等についていかなる保証をするものでもありません。
本記事は、いかなる医学的助言を提供するものでもありません。ご自身の症状等についてご不安な点がある方は、必ず医師の診察を受けていただきますようお願いいたします。
本記事に記載されている治療費その他の金額は一例です。プラン等によっては金額が異なる場合がございます。