【医師解説!】うぶ毛は脱毛できない?医療脱毛でうぶ毛までキレイになくすには?

2021.06.23

2022.03.10

うぶ毛脱毛アイキャッチ

うぶ毛の脱毛が難しいのはどうして?
うぶ毛を効果的に脱毛するには、どんな方法があるの?

背中の気になるうぶ毛。

脱毛したいと考えているけど、脱毛を経験した人から「うぶ毛には効果がなかった」「脱毛したけどうぶ毛は残ってしまった」という話も聞いた人もいるのではないでしょうか?

実際、医療脱毛の現場でも、うぶ毛はほかの毛に比べて、施術が難しいといわれています。

「うぶ毛は脱毛できれいになくせない?」と聞かれればそれはNO

ただし、通常の脱毛コースよりも施術回数は多くなり、その分、完了までの期間も長くなってしまうのです。

さらに脱毛機器にも、「うぶ毛に向いている脱毛機器」と「うぶ毛に向いていない脱毛機器」があります。

このため「うぶ毛まできれいになくしたい!」という人は、
・何回施術を受けられるのか
・どの脱毛機器を導入しているのか
ということもクリニック選びの重要な判断材料です。

そこで今回は、効率的にうぶ毛を脱毛する方法について、『グロウクリニック』の楠山医師が詳しく解説。

うぶ毛で悩んでいる方、脱毛に興味のある方、ぜひ参考にしてみてください。

この記事の監修者

グロウクリニック 渋谷院 院長

楠山 法子

Noriko Kusuyama

専門科目 : 美容皮膚科・ 皮膚科
愛媛大学医学部医学科卒業。東京大学 医学部附属病院勤務を経て、医療脱毛・アートメイク専門のグロウクリニックにて院長を務める。医療と美容の両分野での知識と経験が豊富。
監修者のプロフィール詳細

※本記事は2022年5月時点の情報をもとにまとめています。
※記事内の金額は税込の表示となります。

うぶ毛は脱毛でもなくならないってホント?

「うぶ毛は脱毛できない」と耳にした人もいるかもしれませんが、実際のところはどうなのでしょうか?

楠山先生
楠山医師

結論をいえば医療脱毛なら、うぶ毛に対しても効果が期待できます。 ただし、ほかの毛よりもしぶといことは事実なので、施術回数は多くかかることが多いでしょう。

「なぜうぶ毛の脱毛が難しい」とされているのか。まずは、その理由について解説しましょう。

うぶ毛は脱毛機器に反応しにくい

「うぶ毛の脱毛は難しい」といわれる理由は、毛の色にあります。

脱毛クリニックや脱毛エステの現場では、レーザーや光を照射し、毛の黒色(メラニン色素)に反応して発生した熱により毛根にダメージを与える、という方法が主流。

色がはっきりしている黒い毛は効率的になくしていけますが、うぶ毛は色素(毛の色)が薄くて細いので、どうしても脱毛機器が反応しにくいのです

うぶ毛までしっかり反応するよう無理やり脱毛機器の出力を上げてしまうと、今度はやけどのリスクが高くなります。

このため、うぶ毛までキレイにするには、ほかの毛よりも施術回数を重ねて、徐々に脱毛していくことになります。

では、うぶ毛までなくすには、一体何回の施術が必要になるのでしょうか?

うぶ毛の脱毛は何回かかるの?

うぶ毛をなくすには、ほかの毛よりも多く施術回数が必要になるといいましたが、では何回できれいになるのでしょうか?

多くの脱毛クリニックでは、契約回数を「5回」としていますが、実はこの回数ではうぶ毛が残ってしまうことがあります。

とはいえ「自己処理が不要になるよう、濃くて目立つ毛をキレイにする」ということをゴールとするなら、この回数でも充分に効果はあるでしょう。

ただし「うぶ毛まで完全になくなるまで脱毛する」をゴールとするなら、5回では足りないのです

医療脱毛したけど、うぶ毛は残った」という声を聞くことがあるのは、こうした背景があるからでしょう。

うぶ毛までキレイにするための必要な回数は、脱毛する部位の違いや、毛質・肌質といった個人差もあるので一概にはいえませんが、下表の回数が目安になります。

▼医療脱毛によりうぶ毛がなくなるまで必要な回数
部位 うぶ毛がなくなるまで 自己処理不要になるまで
10回~ 8回~10回程度
ワキ 8回~ 5回~8回程度
8回~ 5回程度
背中・お腹 10回~ 5回~8回程度
VIO 10回~ 5回~8回程度
8回~ 5回

参考情報:
顔の医療脱毛にかかる料金
ワキの医療脱毛にかかる料金
VIOの医療脱毛にかかる料金

確実にうぶ毛を脱毛する方法は?医療?サロン?

確実にうぶ毛を脱毛する方法は、

  • (1)医療脱毛の場合
    →追加照射によりうぶ毛がなくなるまで施術する
  • (2)サロン脱毛の場合
    →永久保証や通い放題の脱毛サロンに定期的に通い続ける

の2パターンが挙げられます。どちらもうぶ毛を脱毛できる点では同じですが、両者には明確な違いがあります。

以下で両者の違いについてじっくり解説していきますので、クリニック・サロン選びに役立ててくださいね。

(1)医療脱毛の追加照射によりうぶ毛がなくなるまで施術する

医療脱毛の契約では、基本的に「5回」となっていますが、前述した通りこの回数では、うぶ毛までキレイにするのは難しいでしょう。

そのため、クリニックによっては以下のような対応を用意しています。

  • 8回コースや10回コースなど、通常よりも多い回数をあらかじめ設定している
  • コース完了後の追加照射を通常プランよりも手頃な料金で行う

ただし、回数が増えれば、その分、施術にかかる料金も増えます。

さらに脱毛はただ回数を重ねればよいというわけではなく、施術と施術の間隔は1ヶ月半〜2ヶ月程度は空けなければなりません。

回数が増えるということはその分、施術完了までにかかる期間も長くかかることになります。

このため、医療脱毛で「うぶ毛までなくしたい」と思っている人はクリニックを選ぶ際、

  • 多い回数のコースがあるのか、または追加照射があるのか
  • 通常より長く通うことになるので、通いやすい場所にクリニックがあるか

に注視してクリニックを選びましょう。

楠山医師
楠山医師

グロウクリニックでは、5回コースだけではなく、8回・10回・12回コースのご案内もしています。

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(2)エステ脱毛の永久保証で定期的に通い続ける

エステ脱毛では、決められた回数の施術後、「永久保証」として追加照射を無料で受けられる制度のある店舗もあります。 (店舗によっては「回数無制限」や「通い放題」としている場合もあります)

ただし覚えておきたいのが、エステ脱毛は「毛を生やす細胞」を破壊できず、いずれは毛が生えてくること。

そのため「永久的にエステサロンに通い続けないといけない」ともいえます。

うぶ毛は生えてくるのも早いので、自己処理も併用しなければ、毛のない状態を維持できないかもしれません。

自己処理することなく、将来的にうぶ毛が生えてこない肌を目指すのであれば、医療脱毛を検討するのがよいといえるでしょう

うぶ毛の多い顔脱毛は施術可能な部位に注意!

うぶ毛が特に多いと部位といえば「背中」や「」、「うなじ」でしょう。

このため「うぶ毛までなくしたい」と思っている人は、こうした部位の脱毛を考えているのではないでしょうか?

しかし、顔の脱毛やうなじの脱毛する際は「そもそも希望部位の施術が可能かどうか」ということに注意しないといけません

特に顔脱毛の場合、クリニックによって施術対応部位が微妙に違っています。

このため「眉間のうぶ毛をなくしたいけど、行ったクリニックでは対応していなかった」ということがあるかもしれません。

「うなじ」も、うぶ毛が気になる部位ですが、こちらも顔と同様に対応が難しく、クリニックによってはできないところもあります

このため、うぶ毛脱毛で失敗しないためには、対応部位を事前にしっかりとチェックすることが大切です。

楠山先生
楠山医師

グロウクリニックでは、施術前にカウンセラーがムダ毛についてお悩みの点や施術可能な箇所について、じっくりお話しさせていただいています。お気軽にご相談くださいね!

うなじ脱毛に対応しているクリニック

顔と同じように、クリニックによって施術の対応が分かれやすいのが「うなじ(襟足)」の脱毛です。

「うなじも顔脱毛に含まれている?」と思う人もいますが実際は、そうではありません

うなじの脱毛を受ける際は大きく「全身脱毛の施術部位にうなじが含まれているクリニックを利用する」と「うなじ脱毛のみの施術プランがあるクリニックを利用する」の2パターンがあります。

楠山先生
楠山医師

グロウクリニックでは、「Lパーツプラン (5回70,000円)」でうなじを選べるほか、目に付きやすい部位を脱毛できる「スピード全身脱毛プラン(5回89,000円)」にもうなじが含まれています!

グロウクリニック

グロウクリニックの特徴
  • 全身脱毛5回で13万1,250円(主要クリニック10院の平均は19万5,286円)
  • あらゆる肌質・毛質に高い効果があり、痛みも少ない
  • 全身の1回の施術が最短60分で終わるため、予約が取りやすい

店舗数18(渋谷、新宿、池袋、新宿西口、渋谷新南口、恵比寿、麻布十番、銀座五丁目、錦糸町、横浜、赤羽、泉岳寺、東中野、心斎橋、大阪北新地、芦屋、神戸三宮、福岡天神)
プラン名全身脱毛プラン(顔・VIOなし)
料金(税込)5回:131,250円
8回:210,000円
10回:262,500円
脱毛部位顔・VIOを含まない全身
期間8回程度(1年半程度)
脱毛機ラシャ
追加料金なしシェービング(剃毛)代、麻酔代、テスト照射、予約キャンセル、肌トラブル時の対応

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クリニック選びのポイントは脱毛機器!うぶ毛に強い脱毛機器の種類は!?

一口に「医療用レーザー」といっても「アレキサンドライト」「ダイオード」「YAG」の3種類があり、実はうぶ毛への効果はそれぞれ異なります。

結論からいえば、うぶ毛への効果が高いとされているのは「ダイオードレーザー」を使用した「蓄熱式の脱毛機器」といわれています

つまり「うぶ毛も効果的に脱毛がしたい」と思っている人は、蓄熱式のダイオードレーザーを照射できる脱毛機器を導入しているクリニックを選ぶとよいでしょう。

脱毛機器の紹介をする前に、まずは簡単に医療レーザーの種類と照射方式について解説します。

医療脱毛で使われる3種のレーザーの特徴は?

まずは、医療脱毛で主に使用されている医療レーザー3種類、それぞれの特徴について解説いたします。

1 アレキサンドライトレーザー

宝石のアレキサンドライトを光源にしたレーザーで、医療脱毛の現場でもよく使われているレーザーです。


メラニンに反応しやすい性質があり、毛乳頭などの組織を効率的に破壊できることが最大のメリット


一方、肌のメラニンにも反応することがあるので、色黒肌の人や色素沈着がある部位には使用することができません。


レーザーの到達距離(深達性)は3種のレーザーの中で最も短いため、男性の髭のように毛根が深い毛や、うぶ毛に充分な効果が与えられないという欠点があります


2 ダイオードレーザー

深達性は、アレキサンドライトレーザーとYAGレーザーのちょうど中間ほど。


脱毛効率は、アレキサンドライトレーザーと比べると劣りますが、一方で色黒肌や色素沈着があっても照射できるメリットがあるほか、うぶ毛にも効果が期待できます。


そして、ダイオードレーザーの特徴といえるのが「熱破壊式(ショット式)」だけではなく「蓄熱式(SHR)」でも照射可能な脱毛機器が多いという点です


痛みも比較的弱いことから、脱毛クリニックでも広く採用されています。

3 YAG(ヤグ)レーザー

アレキサンドライトレーザーで苦手としている部分であっても使うことができるため、アレキサンドライトレーザーの補完として、採用されることの多いレーザーです。


レーザーの深達性が3種のレーザーの中で最も深いため、毛根が深い毛やうぶ毛でも使用可能


さらに、皮膚のメラニンに吸収される割合が低いので、色黒肌や色素沈着にも照射することができます。


ただし、2種のレーザーと比べて強い痛みがでやすいといわれています。

うぶ毛の脱毛は「アレキサンドライト」では難しいですが、「ダイオード」か「ヤグ」であれば施術できるとされています。

ただし、照射方式のことまで考えると「ダイオード」の方がうぶ毛への効果が期待できるといえるでしょう。

医療レーザーには「熱破壊式」と「蓄熱式」の2種の照射方法がありますが、「蓄熱式」で照射できる脱毛機器は、構造上の問題からほとんどが「ダイオード」を採用。

ヤグレーザーは熱破壊式のみで、蓄熱式で照射できる脱毛機器はほとんどないからです。

それでは次に、照射方法である「熱破壊式(ショット式)」と「蓄熱式(SHR)」の違いについて説明しましょう。

うぶ毛への効果が高いのは蓄熱式!熱破壊式との違いは?

脱毛機器は、照射方法の違いにより「熱破壊式(ショット式)」と「蓄熱式(SHR)」の2種類があります。

  • 熱破壊式……高出力のレーザーによる熱で毛包全体を一撃で破壊する
  • 蓄熱式……弱い出力のレーザーを連続照射し、じわじわと熱を加えてバルジ領域を破壊する

簡単にいえば、熱破壊式は強力な一撃で破壊するのに対して、蓄熱式は威力の弱いレーザーをマシンガンのように連射して破壊する、ということです。

また、熱破壊式は「毛乳頭」という毛を作る細胞(毛の材料)を主に破壊するのに対して、蓄熱式は「バルジ領域」という毛をつくる指令を出す細胞を主に破壊する、という違いもあります。

そして、うぶ毛の場合は蓄熱式の方が効果を発揮しやすいといわれています

ただし、蓄熱式は施術をしてもすぐに毛が抜け落ちるわけではなく、2週間程度経ってからぽろぽろと抜けてくるので、脱毛効果を感じるまでラグがある点は、デメリットといえます。

熱破壊式と蓄熱式、それぞれの特徴をまとめると以下のようになります。

▼熱破壊式(ショット)と蓄熱式(SHR)の違い
熱破壊式 蓄熱式
しくみ 高出力のレーザーで、毛乳頭を含む毛包全体を一気に破壊する 弱いレーザーを連続照射し、バルジ領域をじわじわと温めて破壊する
レーザーのターゲット 毛乳頭 > バルジ
毛乳頭をターゲットにする熱破壊式レーザー
バルジ > 毛乳頭
バルジ領域をターゲットにする蓄熱式レーザー
痛み 蓄熱式より強い
輪ゴムを弾いたような痛み
熱破壊式より弱い
温められているような感覚
即効性 丸 三角
うぶ毛への効果 三角 丸

蓄熱式のダイオードレーザーが照射できる脱毛機器は?

蓄熱式ダイオードレーザーを照射することのできる脱毛機器にも、いくつかの種類があり、それぞれに異なる特徴を備えています。

ここでは、蓄熱式のダイオードレーザーを照射できる脱毛機器と、それを導入しているクリニックを紹介します。

ラシャ((Lasya)

ラシャ(Lasya)は、ダイオードレーザー搭載の脱毛機器で、韓国BLUECORE社が製造販売しています。

蓄熱式だけでなく熱破壊式にも素早く切り替えられるため、部位や肌質・毛質に適した照射が可能です。

また、マイナス15℃までクーリングできる冷却システムを搭載しているので、痛みを抑えつつ高いパワーで照射できます

楠山医師
楠山医師

グロウクリニックが使用している脱毛機器は「ラシャ」です(院により脱毛機器が異なる場合があります)。

施術時間も最短60分に短縮され、一度の通院で全身の施術が可能となりました。

※国内未承認機器のため、同一の性能を有する国内承認医療機器がない場合、医師等の個人輸入などにより適法な輸入許可を得て使用しています。

メディオスターNeXT PRO

ダイオードレーザーでも810nmと940nmの2つの波長のレーザーを組み合わせることで、
より高い脱毛効果が期待できる脱毛機器です。

うぶ毛に強いことはもちろん、ヘッドが大きいので1回あたりの施術時間も短縮できるので、肌へのダメージも少ない脱毛機器といわています。

クリスタルプロ

蓄熱式と熱破壊式の切り替えが可能で、必要に応じて切り替えることができます

剛毛には熱破壊式、うぶ毛には蓄熱式、というように使い分けることができるので、1回の施術で幅広い毛質に対応することが可能です。

ソプラノチタニウム/ソプラノアイスプラチナム

ソプラノシリーズは、「アレキサンドライト」「ヤグ」「ダイオード」の3つレーザーを同時に照射できる蓄熱式の脱毛機器です。

ダイオードレーザーにより、うぶ毛の効率的な脱毛が期待でき、さらにほかのレーザーによって毛根の深い毛や剛毛にも対応。

うぶ毛はもちろん、あらゆる毛質に対応可能な脱毛機器です。

うぶ毛を医療脱毛するメリットとデメリットは?自己処理はデメリット大!

うぶ毛はそもそも目立つ毛ではありません。

しかし、肌の表面が細かいうぶ毛に覆われていると、肌がくすんで見えますし、近くで見れば見えないわけではありません。

自己処理で一時的にキレイになりますが、うぶ毛はすぐに生えてくるので、頻繁に処理しないといけないので面倒。

しかも、頻繁な自己処理は、肌トラブルを起こすリスクを大きくしてしまいます

医療脱毛は、こうした自己処理による面倒さも、肌トラブルも解消できるので、大きなメリットといえるでしょう。

ただし、医療脱毛もデメリットがない、というわけではありません。

自己処理でどんな肌トラブルが起きるの?

医療脱毛をする大きなメリットは「自己処理が不要になる」ことでしょう

自己処理は面倒なばかりか、肌にダメージを与えてしまうので、それがさまざまな肌トラブルの原因になってしまうこともあります。

医療脱毛でも施術時に肌へのダメージはありますが、頻繁に積み重なってしまう自己処理のダメージと比べれば少ないといえます。

うぶ毛の自己処理の方法にはさまざまなものがありますので、それぞれどのようなリスクがあるのか解説しましょう。

1 カミソリによる自己処理

うぶ毛は細かいので、きれいに剃ろうとするとつい深剃りをしてしまいがち。


しかし、カミソリによる深剃りは毛と一緒に角質層までそぎ落され、肌のバリア機能が損なわれてしまうので、毛のう炎(毛包炎)といった炎症の原因になります


特にうぶ毛の多く生えている顔などの皮膚は薄く、とてもデリケート。


深剃りしているつもりはなくても、日々、カミソリをあてているうちに皮膚を傷めてしまい、乾燥肌や肌荒れ、黒ずみなどを引き起こしかねません。


肌へのダメージを少なくするためにも、乾燥した肌に直接、カミソリの刃を当ててしまうのはNG。


剃る前に蒸しタオルをあてるか、お風呂上がりに行うと、毛穴が広がり、うぶ毛が立ってくるので、必要以上にカミソリの刃を押し当てる必要もなく剃ることができます。

2 除毛クリームによる自己処理

除毛クリームとは、アルカリ性の薬剤を含んだクリームによって、毛のたんぱく質を溶かして処理するという自己処理方法で、ドラッグストアなどでもキットが販売されています。


痛みもなく、広範囲の毛を一気に処理できる反面、薬剤が毛だけではなく皮膚にも刺激を与えてしまうため、実は肌への負担が大きいというデメリットもあります。


肌が弱い人、敏感な人は、使用は控えたほうが無難といえます。


また、顔のうぶ毛をきれいにしようと顔に除毛クリームを使用する人がいますが、これは絶対にNG!


市販の除毛クリームで顔に使えるものはないので、無理に顔に使うと肌に大きなダメージを与えてしまいます。

3 ブラジリアンワックスによる自己処理

海外ドラマの影響で、日本でも愛用する人が増えた方法です。


ワックスでうぶ毛を固めて、一気に引き抜く方法のため、強い痛みが出ますし、剥がす際に肌にも大きなダメージが加わります


ブラジリアンワックスは、ブロンドの毛質の方の多い欧米では広く使われていますが、その背景にはブロンドの毛質はメラニン色素が薄いので光やレーザーによる脱毛施術が難しいという事情があります。


日本人の毛質は黒色の人が多く、ブロンドの毛と比べればうぶ毛にもメラニン色素があるので、脱毛機器による施術も可能です。

4 家庭用光脱毛器により自己処理

美容家電として人気の家庭用光脱毛器。


仕組みとしては、医療脱毛やエステ脱毛で使われる脱毛機器と同じ仕組みですが、家庭用ということでパワーはサロンよりも小さいものになっています。


このため、メラニン色素が薄いうぶ毛には、しっかりとダメージを与えられず、十分な効果が得られないことも少なくありません


無理にうぶ毛に反応させるため出力を上げすぎると、今度はやけどの原因になります。


また、光を照射するものなので、誤って目に入ってしまうと失明の危険性も考えられます。


使用方法をしっかりと守ることはもちろん、うぶ毛に反応しないからといって出力を上げ過ぎないように注意しましょう。

うぶ毛を医療脱毛するメリットとデメリットは?

医療脱毛をすることで、頻繁な自己処理から解放されますので、先ほど解説したような自己処理のリスクも回避できます。

ただし、デメリットもないわけではありません。

医療脱毛のメリットとデメリットは以下の通りです

メリット デメリット
・面倒な自己処理から解放される
・肌が明るく見える
・肌ケアしやすくなりニキビなど肌トラブルの予防になる
・自己処理によりダメージが少なくなり、徐々に肌質が改善する
・お金がかかる
・脱毛効果を得るために、何度も通う必要がある
・硬毛化(毛が硬くなる)のリスクが高い

医療脱毛を行えば、当然、費用が発生しますし、施術のためクリニックに通う必要があります

うぶ毛まできれいになくすのであれば、費用も通う回数も多くなりがちです。

自己処理であれば、費用もカミソリ代などだけですし、自宅で済ませられるのでそこは脱毛のデメリットといえます。

また、医療脱毛全般のリスクとして硬毛化(施術後に毛が硬く太くなる症状)があります。

どの部位でも起こりうるリスクで発症率は1~10%程度とされていますが、うぶ毛はほかの毛よりもこのリスクが高いといわれています。

ただし、症状が出た後も脱毛機器の出力や機種を変えて脱毛を継続することで、改善が期待できることがほとんどです。

医療脱毛のリスク

医療脱毛は熱や光を使って組織を破壊するものですから、硬毛化や増毛化以外にも、さまざまなリスクがあります。

医師の指導のもと安全対策はされていますが、リスクはゼロではありません。

また、脱毛クリニックにはこうしたリスクにも対応できる体制が整っています。

楠山先生
楠山医師

契約前のカウンセリングでも、必ずお話する大切な内容です。

1 赤みやヒリヒリ感

施術を受けた日から数日間、日焼けをしたときのように皮膚が赤くなったり、ヒリヒリとした感覚が残ったりします。


ただし、これはレーザーを照射したことによる正常な反応なので、多くの場合、2~3日で自然に治まっていきます


しかし、症状が長引くようであれば医師に相談しましょう。

2 毛のう炎(毛包炎)

毛のう炎(毛包炎)とは、細菌性(ブドウ球菌)の炎症のことで、毛穴を中心にニキビのようなものができます。


この原因は、施術後、一時的にバリア機能が低下した肌に、細菌が入り込んで炎症を起こしてしまうことです。


この予防のためにも、施術後の保湿といった肌ケアは大切


ほとんどの場合、肌を清潔に保っていれば数日以内には治りますが、痛みが出るほど悪化したり、なかなか治らない場合には医師に相談してください。

3 硬毛化

硬毛化とは施術後、以前よりも太くて硬い毛が生えてくる症状のこと


硬毛化のメカニズムは、はっきりと解明されていませんが、脱毛機器のレーザーによるダメージが不十分だったために、かえって毛根を活性化させてしまうことが原因ではないかと考えられています。


発症率は1~10%で、特にうぶ毛で起こりやすいといわれています。


硬毛化の症状が見られた場合は、クリニックに相談しましょう。


医療脱毛では、脱毛機器の出力を上げる、脱毛機器(レーザーの種類)を変える、といった方法により施術を続けることで、硬毛化した毛も施術できることがほとんどです。

4 増毛化

増毛化とは、施術後に今まで生えていなかった毛穴から毛が生えてくることです

硬毛化と同じく、増毛化のメカニズムもはっきりと解明されていません。


ただし、一説には毛が生えていない毛穴にもレーザーが反応して、毛をつくる細胞が活性化されてしまったことが原因と考えられています。


医療脱毛の場合、施術を継続していけば、増毛化により新たに生えてきた毛も処理できることがほとんどです。

5 やけど

施術後に生じた赤みやヒリヒリ感が、数日経ってもおさまらず、水ぶくれができてしまった場合は、やけどの可能性があります


脱毛機器が合わなかった、あるいはレーザーの出力が高すぎた、などの理由が考えられます。


放っておくと、やけど跡として残ってしまうこともあるので「やけどをしたかも?」と思ったら、すぐにクリニックに相談しましょう。


医療脱毛の場合は、施術を受けているクリニックで治療を行いますし、その際の治療代は無料としているクリニックがほとんどです。

6 炎症性色素沈着

施術から1ヶ月ほど経過した頃に、施術部位が黒ずんでくることがあります


これは炎症後色素沈着といって、肌に炎症が起こった後に出る色素沈着です。


一時的なもので、ほとんどの場合は数ヶ月から1年程度で消えていきます。


色素沈着があったら、次の脱毛の施術を受ける前にクリニックに相談しましょう。

7 打ち漏れ(照射漏れ)

レーザーがうまく当たっておらず、部分的に毛が残ってしまうことを「打ち漏れ(照射漏れ)」といいます


あまりあることではありませんが、うぶ毛に使われる蓄熱式の脱毛機器は、施術者の技量により結果に違いが出やすく、打ち漏れミスが起こる可能性もゼロではありません。


施術してから2週間程度経った頃に「毛が生えているところと生えていないところが極端にわかる」「脱毛機器のヘッドの形がわかるような毛の抜け方をしている」といった、不自然な抜け方をしている場合は、打ち漏れが発生している可能性があります。


打ち漏れが疑われるような場合は、クリニックに相談しましょう。


医師が診断し「明らかに打ち漏れがある」と判断した場合は、無料で追加照射を行ってくれます。

うぶ毛の脱毛をする前にここに注意しよう!

ただでさえ難しいうぶ毛の脱毛。

より効果を上げるためにも、事前の準備が大切です。

準備をしっかり行うことで、より効果的な施術が受けられるようになるのです。

うぶ毛の脱毛前の準備

楠山先生
楠山医師

脱毛を決めたら、以下のことに注意しましょう。

1 日焼けしないようにする

日焼けしてヒリヒリした状態では、皮膚が炎症を起こしているため脱毛はできません


ダメージを受けた肌に、レーザーでさらに刺激を与えては、皮膚トラブルにつながりかねないからです。


脱毛すると決めたら、普段から日焼け止めクリームを塗るなどして、しっかり対策を行いましょう。


ただし、施術当日の日焼け止めはNG。


日焼け止めクリームは紫外線を吸収する性質があり、そこへレーザーをあてると、やけどする恐れがあるためです。

2 保湿により小まめに肌ケアをする

うぶ毛の生えている肌は、もともと皮膚が薄くてデリケート。


施術による痛みも出やすいといわれていますが、乾燥肌だとより強く痛みがでるといわれています


保湿などにより肌の状態をよくしておくことで、痛みも小さくなりますし、施術後の肌トラブルのリスクも軽減できます。

3 施術前に自己処理をする

脱毛の前日には、脱毛する部分は自分で処理します。


とはいえ、事前の自己処理でカミソリを使い、誤って肌を傷つけてしまうと、脱毛できなくなってしまいます。


そのため、事前の自己処理は、カミソリよりも肌への負担の少ない電気シェーバーの使用が推奨されています


なお、電気シェーバーでは顔のように凹凸のある部分の処理は難しいですが、皮膚を手でひっぱって平らにし、うぶ毛を立たせて処理すると、キレイに剃ることができます。


ただし、背中やうなじといった部分は、手が届きにくく、自己処理は難しいですよね。


合わせ鏡を使って自分で処理しようとすると、かえって怪我をしてしまいかねませんので、そういった部位に関しては、無理せず、手が届くところまでで基本的にはOK。


シェービング代を有料としているクリニックでも、背中やうなじなどについては無料としていることが多いので、こうした部分はクリニックで処理してもらいましょう。

脱毛当日の注意

うぶ毛に限ったことではありませんが、脱毛当日は、デリケートな肌に負担をかけてしまわないよう、以下のことに注意しましょう。

楠山先生
楠山医師

レーザー照射を受けた肌は、普段より敏感です。
施術後の肌は、保湿液を使っていつもより入念に肌ケアをしましょう。当院では、施術後に保湿液をお渡ししています。

1 医師に認められていない薬の服薬

薬を服用していると、脱毛によって思わぬ副作用が出てしまうことがあります。


普段から飲んでいる薬がある場合には、必ず事前に医師に必ず伝えるようにしてください


もちろん、脱毛施術を受けても影響のない薬もありますので、医師が許可した薬であれば、そのまま飲んでいても問題はありません。


また、医師に許可を得ていないものであれば、頭痛薬などの市販薬も避けるようにしましょう。

2 アルコールの摂取

レーザーを照射されると、肌は軽い炎症が起きた状態になります。


アルコールを飲んで血流が活発になると、その炎症がさらに進んでしまい、かゆみが出るなどのトラブルを引き起こすことがあります


施術当日のアルコール摂取は、控えるようにしてください。

3 激しい運動やマッサージ

激しい運動を行うと、体温が上昇し、血行がよくなります。その状態で施術を受けると、火傷をしたり、皮膚に赤みが出てしまう可能性があります。


施術後も、運動でかいた汗が皮膚を刺激してしまうため、脱毛後の肌にはよくありません。
当日は施術前も施術後も、激しい運動は控えましょう。


マッサージも同様に、血流が促されてしまうため控えてください。

4 入浴

運動やマッサージと同様、入浴も体温が上昇してしまうため、施術当日はNGです。


お湯にはつからずに、ぬるめのシャワーなどで済ませてください


身体を洗う際にも、肌を強くこすってしまうと、敏感になった肌を刺激してしまいます。
泡でやさしく洗うよう心がけましょう。

この記事のまとめ

ここまで、うぶ毛の脱毛について、解説してきました。

脱毛が難しいといわれるうぶ毛ですが、決してできないことはありません。

納得のいく施術を受けるためにも、押さえておきたいポイントは以下のとおりです。

  • うぶ毛脱毛は、それ以外のムダ毛の脱毛よりも回数が多く必要
  • 医療脱毛は通常の設定は5回。うぶ毛を完全になくすなら追加照射で
  • レーザーは主に3種類。うぶ毛に効果的なのは「ダイオードレーザー」
  • 対応部位に注意。希望する部位に対応可能かをあらかじめチェック
  • 脱毛による肌トラブルを避けるために、事前準備も大切

一見してあまり目立たないとはいえ、うぶ毛はやっぱり気になるもの。

うぶ毛にもしっかり対応してくれるクリニックを選び、回数を重ねれば、キレイに脱毛することは可能です。

うぶ毛脱毛のメリットとデメリットをよく理解した上で、自分に合うクリニックをチョイスしましょう!

【参考資料】

グロウクリニック

グロウクリニックの特徴

ワキ脱毛プラン」 5回12,500円
・「VIO脱毛プラン」 5回99,500円
・「顔脱毛プラン」 5回75,000円
・蓄熱式/熱破壊式の切り替えで剛毛からうぶ毛まで対応
・関東・関西・九州に店舗拡大中なので、予約が取りやすい
   

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