「目元や口元のたるみが気になる」「フェイスラインをスッキリさせたい」このようなお悩みを持つ方におすすめなのが「ハイフ」です。

ハイフは専用の機器を使用して熱を当てる仕組みのため、メスを入れることなく施術を受けることができます。

今回は、医療ハイフとはどのような施術なのか、期待できる効果やメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。

医療ハイフを受けられるおすすめクリニックもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

※施術に伴う痛みの感じ方には個人差があります。

医療ハイフとは?

ハイフ(HIFU)とは「High Intensity Focused Ultrasound」の略称であり、高密度焦点式超音波治療法のことです。

韓国で人気を博し、今では日本国内でも知名度が上がりつつあり若い女性を中心に注目されています。そのため、施術メニューとして取り入れているクリニックは少なくありません。

超音波エネルギーを熱エネルギーに変えて、たるみの原因である表皮下の組織(真皮細胞)や表在筋腱膜系(SMAS)に当てることで、引き締めてリフトアップする効果が期待できます。

メスを入れる必要がないほか、超音波を照射する施術であることから痛みが少なめなのが特徴です。

出典:医療ハイフ(HIFU)の効果とは?効果のピーク時期や副作用なども含めて紹介-VENUS BEAUTY CLINIC

医療ハイフの種類

医療ハイフは、大きく分けて次の3種類に分けられます。それぞれメリットや特徴が異なるため、どの施術が自分にあっているか比較してみましょう。

  • ハイフ
  • ハイフリニア
  • ハイフシャワー

ハイフ

ハイフは切開をせず超音波でたるみにアプローチすることから、肌表面を傷つけずに施術ができる点が特徴です。

超音波を一点に集中させることが可能なため、細かい部分をピンポイントで照射できます。

そのため、目元や口元など気になる部分のみ施術をすることができます。

なお、ハイフは焦点を合わせて照射できることから、体全体に対しても施術できます。

出典:医療ハイフ(HIFU)の効果とは?効果のピーク時期や副作用なども含めて紹介-VENUS BEAUTY CLINIC

ハイフリニア

ハイフリニアとは、脂肪溶解に特化したハイフです。

脂肪細胞にアプローチすることで脂肪を減少させることができ、二重あごやフェイスラインのもたつき改善が期待できます。

ハイフは点状に照射しますが、ハイフリニアは線状に超音波を照射するカートリッジを使用する点が特徴です。

また、58度で線状に照射するため広範囲の体積に対し熱を加えることが可能。脂肪分解と排出に特化した効果が期待できるのです。

出典:【医師が解説】ハイフリニアの効果とリスク-MINIMUM SKIN CLINIC GINZA

ハイフシャワー

ハイフシャワーは、ウルトラフォーマーⅢの1.5/mmのカートリッジを使用した施術で、低出力で顔全体の浅い層に熱を照射します。

肌質や小じわの改善効果が期待でき、リスクが少ないのが特徴で、即効性があり痛みが少ないというメリットがあります。

しかしながら、通常のハイフよりも肌の浅い層にアプローチするため、リフトアップ効果や肌質に対する変化は軽度です。

出典:ハイフシャワーとは一体どんな治療なのか、徹底解説します。-東京美容皮膚科CLINIC

医療ハイフに期待できる効果

医療ハイフの施術を受けることによって期待できる効果として挙げられるのは、主に次の3つです。

  • 小じわ・たるみケア
  • 毛穴ケア
  • 小顔・部分痩せ

小じわ・たるみケア

医療ハイフでは、皮膚の内側にある真皮層から筋膜近くにまで熱エネルギーを届けます。

この熱エネルギーにより組織を収縮させ、SMAS層の緩みを引き締める仕組みです。

緩みが改善することでたるみが引き上がり、たるみが原因のほうれい線や小じわを改善する効果が期待できます。

また、医療ハイフの熱エネルギーを与えた肌は、細胞の修復のため新たな細胞・コラーゲン・エラスチンなどの美容成分を多く生成します。

その結果、肌の弾力・ハリをアップする効果が期待できるのです。
出典:医療ハイフ(HIFU)の効果とは?効果のピーク時期や副作用なども含めて紹介-VENUS BEAUTY CLINIC

出典:HIFU(ハイフ)とは?効果や副作用、メリット・デメリットについて解説-アイシークリニック

毛穴ケア

医療ハイフでは、皮膚の内側へ超音波を照射し熱を加えることで、肌の組織であるたんぱく質に働きかけます。

その際に組織が縦方向に縮むことによって肌が引き締まり、毛穴が目立ちにくくなるのです。

顔の毛穴が気になっている人にも、医療ハイフはおすすめです。

出典:医療ハイフ(HIFU)の効果とは?効果のピーク時期や副作用なども含めて紹介-VENUS BEAUTY CLINIC
出典:【美容皮膚科医監修】ハイフ[HIFU]を徹底解説|たるみやしわ、ほうれい線、小顔に – OZmall

小顔・部分痩せ

医療ダイエットを受ける人

医療ハイフは、顔のたるみの原因であるSMAS層のゆるみに働きかけます。

SMAS層は皮膚を支える役割を担っていますが、加齢に伴い劣化します。これにより、顎下のたるみや二重顎になる可能性があるのです。

医療ハイフでSMAS層のゆるみにアプローチすることで、シルエットが整い小顔に見える効果が期待できます。

また、医療ハイフはお腹や二の腕の引き締めにもおすすめです。脂肪細胞に対し熱エネルギーを照射することで、脂肪細胞が老廃物として体外へ排出されます。

脂肪細胞は施術からおよそ2週間~3週間程度で排出されるといわれているため、徐々にサイズダウンを感じられるでしょう。

出典:【美容皮膚科医監修】ハイフ[HIFU]を徹底解説|たるみやしわ、ほうれい線、小顔に – OZmall
出典:HIFU(ハイフ)とは?効果や副作用、メリット・デメリットについて解説 (ic-clinic.com)

医療ハイフとエステハイフの違い

ハイフには「医療ハイフ」と「エステハイフ」があり、それぞれで照射方式や痛みなどが異なります。それぞれの特徴や違いは次のとおりです。

医療ハイフ ・照射方式:点状方式
・痛み:ほぼなし
・施術回数:3ヶ月~6ヶ月に一度
エステハイフ ・照射方式:蓄熱方式
・痛み:なし
・施術回数:1ヶ月に一度または二度

医療ハイフは照射出力が高いため、熱が深く届きやすいです。一方で、エステハイフは医療ハイフに比べて痛みが少ないものの、蓄熱方式で熱エネルギーの出力が弱いため、組織が変化するほど温度まで上がらず、効果が期待できない可能性があります。

また、医療ハイフは医療従事者による施術を受けることができますが、エステハイフの場合は医療資格のないエステティシャンでも施術が可能です。

そのため「医療クオリティでの痩身施術を受けたい」という方は、医療ハイフを選ぶと良いでしょう。


出典:HIFU(ハイフ)とは?効果や副作用、メリット・デメリットについて解説 (ic-clinic.com)
出典:【医師監修】医療用ハイフ(HIFU)はリスクが高くて効果ない?安全性に疑問を持つ方へ|【公式】東京美容皮膚科クリニック (tokyo-biyo.jp)

医療ハイフのメリット

医療ハイフのメリットとして挙げられるのは、主に次の5点です。

  • 短時間で施術を受けられる
  • 細かい希望部位までケアできる
  • 痛みが少ない
  • キズが残らない
  • ダウンタイムが短い

短時間で施術を受けられる

医療ハイフは、1回あたりの施術が短時間で完了します。クリニックにより多少の前後はあるものの、施術時間は約40分程度です。

同様の効果が期待できるその他の施術の場合、終了するまでに数時間程度かかるものも少なくありません。

予定の合間や仕事終わりなどでも施術を受けやすいため、忙しくて施術のためにあまり時間を確保できない人にも医療ハイフはおすすめです。

細かい希望部位までケアできる

医療ハイフは使用する機器に装着するカートリッジを変えることで、細かい部位に対し照射可能です。

そのため、希望する部位をしっかりとケアできます。

フェイスラインや目元・眉下、さらにはお腹や二の腕など、あらゆる部位へアプローチできるのはうれしいポイントです。

痛みが少ない

医療ハイフは超音波を照射する施術となるため、メスや注射器などによる痛みを伴いません。

施術時の痛みもほとんどないといわれていますが、麻酔も使用可能なため、痛みに不安がある場合は医師に相談してみるといいでしょう。

また、医療ハイフの中でも、ハイフシャワーは浅い層にアプローチするため痛みが少ないのが特徴です。

痛みに不安がある方でも、ハイフの種類や麻酔によって痛みを抑えて施術を受けられるのはうれしいポイントといえるでしょう。

キズが残らない

メスを使った施術の場合、傷が治るまである程度時間がかかってしまいます

そのため、周りに施術を受けたことがばれたくないという場合、傷が治るまで休暇を取ったり傷を隠したりする必要があるのです。

その点、医療ハイフは超音波を照射する施術方式のため、キズが残りません。

傷跡が残ってしまうリスクに不安がある方にも、医療ハイフはおすすめです。

ダウンタイムが短い

ダウンタイムが短い点も、医療ハイフのメリットとして挙げられます。

ダウンタイムとは
施術によってできた肌の赤みやアザ、むくみなどが元の状態に戻るまでの期間のこと。

リフトアップや脂肪細胞に働きかける施術の場合、内容によってはダウンタイムが長く、腫れや内出血が収まるまで一定期間を要する場合も少なくありません。

その点、医療ハイフはメスを使用しないことから、ダウンタイムがほとんどないのです。

人によってはまれに施術箇所が腫れたり赤みがでたりすることもありますが、時間の経過とともに良くなることが多くなっています。

出典:HIFU(ハイフ)とは?効果や副作用、メリット・デメリットについて解説 (ic-clinic.com)

医療ハイフのデメリット

医療用EMSを受ける人
医療ハイフには以上で解説したように多くのメリットがあります。しかしながらその一方で、いくつかデメリットといえるポイントもあるため注意が必要です。

施術後に後悔しないためにも、あわせてデメリットを確認しておきましょう。

  • 紫外線の影響を受けやすい
  • 人によっては施術を受けられない
  • 火傷をする可能性がある
  • 副作用が発生する場合がある
  • 定期的に施術を受ける必要がある

紫外線の影響を受けやすい

医療ハイフは、照射する熱の影響で肌の水分量が一時的に減り、乾燥した状態になります。そのため、紫外線によるダメージを受けやすくなっているのです。

紫外線を浴びると、活性酸素が増加し、色素沈着や老化を起こしやすくなってしまいます。

医療ハイフによる施術を受けた後は、しっかりとUV対策を実施するよう心掛けてください。

出典:ハイフ(HIFU)に将来的なデメリットはある?副作用や失敗例を紹介 – 表参道メディカルクリニック (om-clinic.com)

人によっては施術を受けられない

医療ハイフは、人によっては施術を受けられない場合があります。

例えば、妊婦あるいは授乳中の人は体調が不安定になりがちなため、肌が敏感な状態となっていることから施術は受けられません。

医療ハイフは超音波により肌へアプローチすることから、ペースメーカーを入れている人も施術が受けられません。

また、アトピー・ケロイド体質の人、肌に炎症がある人なども施術を避けた方がいいでしょう。

ただし、医師の判断により施術を受けられる場合もあるため、不安な方は一度相談してみるのがおすすめです。


出典:医療ハイフ(HIFU)の効果とは?効果のピーク時期や副作用なども含めて紹介-VENUS BEAUTY CLINIC

火傷をする可能性がある

医療ハイフは施術の際熱が発生するため、火傷をする可能性はゼロではありません。

照射出力が高過ぎる、肌に当てる角度が十分でなければ、そのリスクが高まってしまうでしょう。

施術を受ける際は確かな技術・経験を備えた医師が在籍するクリニックを選んでください。

副作用が発生する場合がある

医療ハイフはダウンタイムが少ない施術になりますが、場合によっては腫れや赤みが生じる可能性があります。

赤みや腫れは時間の経過とともにひいていく場合が多くなっていますが、長引いているときは医師に相談すると良いでしょう。

また、ハイフを照射する場所を間違えてしまうと神経を損傷するリスクも。もし施術中に違和感を感じた場合はすぐに伝えるようにしましょう。

出典:ハイフ(HIFU)に将来的なデメリットはある?副作用や失敗例を紹介 – 表参道メディカルクリニック (om-clinic.com)

定期的に施術を受ける必要がある

医療ハイフの効果は約3ヶ月~6ヶ月がピークとされ、施術を受けないと効果が薄れてしまいます。そのため、効果を持続させるためには定期的にクリニックへ通う必要があるのです。

使用する機器により効果は異なりますが、3ヶ月~6か月、あるいは1年に1回程度のペースで施術を受ける必要があることを理解しておきましょう。

1回きりの施術で永続的に効果が持続するわけではありません。

出典:【医師監修】ハイフ(HIFU)のデメリットと副作用|失敗を防ぐポイントは?-はじめての美容医療

医療ハイフを受けられるおすすめクリニック3選

グロウクリニック

グロウクリニック
グロウクリニックのおすすめポイント
  • 脂肪冷却装置と医療用EMS、食事制限を組み合わせてアプローチ
  • 渋谷院5周年記念!最大77%OFFで施術可能
  • 満足できなかった場合全額返金保証あり
  • 3ヶ月のアフターフォロー付き

グロウクリニックは、脂肪冷却装置と医療用EMS、食事制限の3つを組み合わせたプランを提供しています。

渋谷院5周年記念と題し、通常価格月々39,800円(税込)のプランが先着5名限定で最大77%OFFの月々9,000円(税込)にて利用可能です。

コストを意識してクリニック選びをしたい人は要チェックです。

なお、仮に結果に満足できなかった場合は全額返金保証があるため、安心して施術を受けることが可能。

目標に届かなかったなど万が一の自体に備え、3ヶ月のアフターフォローも付いています。
料金(税込) 月々9,000円(ダイエットモニター価格)※先着5名様限定
主なメニュー ・医療EMS
・脂肪冷却機器
・ダイエット薬セット(GLP-1注射)
・ダイエット漢方(防風通聖散 防已黄耆湯)
オンライン診療 なし
初回カウンセリング あり
クリニック数 1院
出典:グロウクリニック

TCB東京中央美容外科

TCB東京中央美容外科TCB東京中央美容外科のおすすめポイント
  • 小顔施術の満足度96.02%
  • TCBでもう一度施術を受けたいという人は98.44%
  • ダウンタイムが少ない「ソノクイーン」を使用
  • 公式サイトに医師のプロフィール、実績が豊富に掲載

TCB東京中央美容外科は、小顔施術の満足度は96.02%、TCBでもう一度施術を受けたいという人は98.44%と、高い満足度を誇るクリニックです※1

経験豊富な医師により施術を行っているほか、カウンセリング、治療後のケアも徹底しています。

ダウンタイムが少ない「ソノクイーン」を使用していることから、赤みや腫れなどがほとんどなく、施術後すぐに普段通り過ごすことが可能です。

また、公式サイトでは症例写真や医師のプロフィール、実績が豊富に掲載。施術後のイメージもしやすく、医師に関する情報も詳しく掲載されていることから、安心して施術を受けやすいでしょう。

カウンセリングは個室となっているため、周りの目を気にすることなく相談ができます。
料金(税込) ・医療ハイフ全顔(額・目回り除く):24,800円
・医療ハイフ目回り:30,600円
主なメニュー ・医療ハイフ
・痩身、ダイエット、脂肪溶解注射
・GLP-1ダイエット
・Dr’sダイエット(医療全身ダイエット)
・脂肪吸引
オンライン診療 あり
初回カウンセリング あり
クリニック数 92院

出典:TCB東京中央美容外科(2023年2月現在)
※1:2022年7~8月 LINE公式アカウントでのアンケート結果 対象人数1257人

ファイヤークリニック

ファイヤークリニック
ファイヤークリニックのおすすめポイント

  • 従来より照射ラインを増やした3D HIFU使用
  • これまでよりも少ない回数・短い期間で効果を実感しやすい
  • 施術箇所に応じた豊富な料金プラン
  • 1回の施術は最短40分ほどで完了

ファイヤークリニックでは、従来の治療機器よりも照射ラインを増やした、3D HIFUを使用しています。

点ではなく面で照射することにより、一回の治療でより大きな効果が狙っているのです。

SMAS筋膜や脂肪層へより効果的にアプローチできることから、これまでのマシンよりも少ない回数・短い期間の施術をすることができます。

また、顔全体や顎下、目元など施術箇所に応じて複数の料金プランを用意。気になる箇所にあわせて適した料金プランを選ぶことが可能です。

ショット数にもよるものの、1回の施術は最短40分ほどで完了します。

料金(税込) ・HIFUベーシック(頬下~顎下):29,800円
・HIFUスタンダード(頬・目元含む~顎下):59,800円
・HIFUプレミアム:(頬・目元含む~顎下):98,000円
・目元HIFU(頬・目元含む~顎下):15,000円
主なメニュー ・ハイフ
・ボディメイクメソッド
・ダイエットピルメソッド
・ダイエット薬
・医療EMS
・脂肪溶解注射
・ダイエット点滴
・コーチング
オンライン診療 あり
初回カウンセリング あり
クリニック数 3院
出典:ファイヤークリニック(2023年2月現在)

まとめ

この記事では、医療ハイフに期待できる効果やメリット・デメリットなどについて詳しく解説しました。

医療ハイフは熱によって施術をすることから、メスを使った施術のように痛みやダウンタイムが少ないのがメリットです。

また、カートリッジを変えることで気になる部分にピンポイントでアプローチすることができます。

しかしながら、その一方で副作用や火傷のリスクがあるなど、いくつかデメリットといえるポイントもあるため注意が必要です。

クリニックによって施術に使用しているマシンや医師の実績なども異なるため、メリット・デメリットをふまえたうえで、複数のクリニックを比較し納得して任せられるクリニックを選びましょう。