医療脱毛とは?脱毛の基礎知識

まずは、脱毛の歴史から見ていきましょう         



現在のような器機や脱毛剤を利用するかしないかに関わらず、脱毛そのものは
考古学的には2万年ほど前から鋭利な石器や貝殻などを使用して削り取るように剃っていたと推測されています。
脱毛剤は美観や宗教的な目的で紀元前4〜3世紀の頃より存在し、香料を入れた粘り気のあるペースト状態の油脂やでんぷんを肌の上に転がして脱毛する方法は、現代においても体毛を不潔と評価している宗教で婚姻の際などに花嫁に使用されております。
また、溶岩が硬化する段階で火山ガスを放出して作られた、微細な気孔を多く持つ軽石や火山灰を混入した練り物も存在し、
微粒子がすりあわさって体毛の切断や除去に用いられています。
紀元前3世紀頃のシュメール人はピンセット、または毛抜きを用いて脱毛し、古代アラビア人は縄を体毛の上に転がして縄目の撚りを利用して脱毛していました。紀元前300〜100年頃のものとされる古代ギリシアの出土品の中に青銅製のピンセットが現存しています。
古代ギリシャやローマでも女性は体毛の除去を行っていました。例えばギリシャのアリストパネスによる戯曲「女の平和」には、女性同士が浴場で、話し相手のきれいに脱毛された下腹部を話題にする描写があります。紀元前70〜30年頃のクレオパトラ7世をはじめとするプトレマイオス朝の埋葬品の中にも青銅製の剃刀が存在し、砂糖とはちみつや蜜蝋を練ったものが使用されていました。
一方で男性に関しては、ヘロドトスが「人間は死後に髪の毛や髭が伸びるのに関わらず、エジプト人はヒマさえあれば髭剃りをしている」と述べ奇異を表しているように、成人男性は髭を生やしているものと考えられていました。
しかしローマでは、やがて男性も髭を剃るようになり、さらには体毛を除去する男性も現れるようになったと言われています。
セネカが浴場では体毛を抜く時に上げるうめき声が聞こえてうるさいと記していることから、
紀元1世紀頃のローマの公衆浴場ではそれはよく見られた光景と考えられています。ところが髭をのばす風習はハドリアヌスの時代に再び現れます。ギリシアかぶれとして知られるハドリアヌスはギリシア風に髭を生やしたままにしたと言われています。
ハドリアヌス以前には髭を生やした皇帝の彫像は見られないがそれ以降にはしばしば見られました。
このような、顔面を初めとして体毛を除去する行為は、高貴な地位を表すステータスシンボルとされていたのです。
アラブやイスラム社会では、成人男女共に首から下の体毛を剃毛することが、
イスラムが勃興した1400年以上前から現代にいたるまで宗教的身だしなみとして既定されております。
そのため男女共々10日に一度程度の頻度で、腋毛や陰毛を剃刀で剃ることが習慣であります。



日本での脱毛の歴史                    


平安時代の日本では、表面が滑らかで、同種の貝でさえも別のものでは決して合わない二枚貝のハマグリの外縁部を使い、額の生え際を整えるため毛を抜いていました。ちなみに額の生え際の何らかの脱毛処理は13世紀頃の英国でも行われており、女王の肖像画から脱毛の存在を推し量ることができます。江戸時代中期以降になると、ヒゲを含め体毛全般が嫌われるようになり、眉を抜いて薄くし、これを“かったい眉”として粋を競うことが流行になります。また、男性たちは銭湯で脱毛に励みました。
男湯限定で常備されていた“毛きり石”という軽石や貝を擦り合わせ、削り取るようにして、すね毛、わき毛、陰毛、尻や肛門周辺の毛等の体毛を除毛していました。剃刀で剃ることもありました。当時は褌姿(ふんどし)でいることが多く、そのときに覗く体毛が嫌われていたためです。このことについて川柳にも「石榴口蛙啼くなり毛切石」という句が残されています。
一方で、女性も男性と同じように脱毛をしていたが、特に遊女は石を使った方法だけでなく、線香の先で焼切るという方法も取り入れられていました。



体毛を処理する訳とは?                 


脱毛の理由はさまざまであります。文化的には上記で見られるように、古代から体毛を除去する慣習が知られており、タンクトップや短いスカートの着用にあたり、皮膚が露出する部分のすね毛など剃毛するか脱毛するかということが一種の身だしなみとなっています。
ドミニク・アングルが19世紀に描いた女性の体には、体毛や陰毛が認められていません。男性に至っては、髭を剃るということは日常的ではありますが、近代までの西洋世界では日常的には髭以外の体毛処理はあまり行われず、例外的に、サッカー選手、野球選手が足の毛を怪我に備えての処理するくらいでありました。また、美容目的でボディービルダーが全身脱毛するくらいでした。
しかし露出や裸体への強烈なタブー感が薄まるにつれて、現代では脱毛も徐々に行われるようになりました。
性器や肛門まわりの脱毛については、蒸れの軽減、排尿、排便後の処理の手軽さ、性交時の快感アップ等、数多くのメリットがあるため、男女問わず広まっています。医学的な理由として、逆さまつげや小耳症、または多毛症のための処置などが初期の理由として挙げられます。



医療脱毛のはじまり                    

*レーザー考案、誕生と創世記
ノーベル物理学賞を受賞したアインシュタインが1920年代中頃に行った研究「誘導放出の研究」という論文がレーザー考案のはじまりになります。それからは皮膚科分野のみならず、外科手術などの他の医学分野、工学部門でレーザーが活躍する時代となりました。いわばレーザーの近代化です。1954年に、アメリカの物理学者タウンズが、電波の一種のマイクロ波をダイレクトに届ける装置である「アンモニア分子線メーザー」を開発しました。LASERの頭文字LはLightではなくてM (Microwave) でした。なので1950年代では、“L”aserではなく “M”aserでした。1960年にはアメリカの物理学者メイマンがルビーの結晶を使用し、光を強力かつストレートに届けるレーザー発振装置を開発しました。これが近代レーザーの発祥です。1960年代には外科医のレオン・ゴールドマンが、世界初のルビーレーザーで子供の皮膚の血管腫の治療を行いました。彼はこの功績から「レーザー治療の父」と呼ばれています。
メイマンが成功した翌年の1961年には、アメリカの眼科で網膜剥離の手術にレーザーが使われ、1970年には膀胱結石の手術にレーザーが使われました。日本には、1980年前後に眼科からレーザー医療が始まったと言われております。

*レーザー脱毛器の誕生
レーザー脱毛はアザ、シミ、ホクロを除去するレーザー治療が原点となっています。目の周りのアザを除去する治療をしたときに、偶然にも眉毛が生えてこなくなったのです。これに注目したアメリカのハーバード大学のロックス・アンダーソン博士が研究を開始しました。そして『選択的光熱治療』の論文を発表しました。当初、レーザーを皮膚のメラニンに反応することなく、毛根のメラニンのみに反応させ破壊するということは非常に難しいことでした。この研究を引き継いだのが、同じハーバード大学のメラニー・グロスマン博士です。
1996年、グロスマン博士は、ついにルビーレーザーを用いた世界初の脱毛機が誕生する運び、及び脱毛に成功しました。
レーザー光で皮膚を傷めることなく、毛根を破壊することができました。しかし、このルビーレーザーはメラニン色素の少ない白人向けだったため、日本人には適していませんでした。有色人種(日本人)の皮膚の表面に含まれるメラニン色素に過剰反応してしまい、日本人はメラニン色素が多いため、そのまま利用すると皮膚にヤケドを負ってしまいます。そこで1997年、アメリカで日系人の物理学者フルモト博士が日本人のようにメラニン色素が多くても使用できるレーザーの開発に成功しました。
これがアレキサンドライトレーザーです。FDA(米国食品医薬品局⇒日本における厚生労働省)からも認可を得おり、あっという間に普及しました。照射時間が短いことによって、より細い毛にも対応可能となりました。
さらに、今度は半導体を使ったダイオードレーザーである (ライトシアー) が登場しました。
ライトシアーは先端のハンドルピースに冷却装置がついているために火傷を起こしにくく、照射時間も1秒当り 5~30ミリと広くなっているのが特徴でした。ダイオードレーザーは男性のヒゲの脱毛にも利用されており、レーザーの性質上不得意分野とされているうぶ毛の脱毛にも効果を発揮され、1999年には永久減毛として世界初のFDA承認を受けました。
そして、次に脱毛の世界に入ってきたのが、肌の色の濃い部位や毛根の深い場所の脱毛に最適なレーザーのロングパルスヤグレーザーです。メラニン色素への吸収率は波長が長いほど低いので、ヤグレーザーは色素が多い肌には有効ということが大きな特徴です。
このようにレーザー脱毛が急速に普及したのはこの10年で、歴史としてはまだまだ浅いのです。
そのため、レーザー脱毛を永久脱毛と呼ぶにはまだ時期としては早いです。(永久脱毛=毛根を破壊し再生不可能にすること)もっと色々な事例が必要なのです。針脱毛は120年以上前にアメリカで逆さまつ毛を治療するために誕生し、日本でも長い歴史があります。
そのため永久脱毛=針脱毛になります。レーザー脱毛は半永久脱毛といったところです。
ちなみに、アメリカでは電気脱毛協会というものがありますが、この協会では 『最終脱毛から1ヵ月後の毛の再生率が20%以下である脱毛法』という定義があります。

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